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Channel: 大八洲徘徊記
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2014年のまんがタイムきらら・キャラットまとめ

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きらら読者歴もなかなか長くなってきた。
2013年中にきらら本誌も読み始め、2014年はとうとう四コマ4誌とも購読して過ごすことに。

そんなわけで、きららとキャラットの2014年の動きをチェック。
掲載表作るの大変すぎるので、MAXとミラクはのちほど。今年に間に合わない……。

まんがタイムきららキャラットの2014年

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●カラーページ減少

上の表からは読み取れない出来事だけど。
いつもきらら系各誌の巻頭カラーは8ページまでだと思っていたら、キャラットでは2014年3月号から6ページまでに減った。他誌も減少しているはず。
まあ、いつもアニメ情報とか載せてるページが消えたっぽいので、今年アニメには関与していないキャラットには必要ないページではあったけれど。

●アニメ化なし

「ひだまりスケッチ」「Aチャンネル」「キルミーベイベー」「GA」と、アニメ化人気作が4作もある雑誌なのは変わりないが、他の作品はまだアニメ化には届いていないよう。
まあ「ごきチャ」はゴキブリアニメがアリかどうかというチャレンジになっちゃうけれど。
相変わらず、「前に載るほど人気がある」という傾向は続いていそうだが、「ぱわーおぶすまいる。」 は掲載順がもう一歩前に出切れないまま、むしろやや後ろに下がり気味。
最近掲載順が前なのは「NEW GAME!」と「ブレンド・S」だけれど、どちらもまだ連載期間が若い。

まあ、どう見てもミラクを売り込む体勢が取られていた2013年だったので、すでに手堅く客が取れる作品が並んでいるキャラットはあまり触らなかったのかも。

●他誌からの出張ゲストが非常に少なかった

元々出張ゲストは頻度にムラはあるけど、2014年はたった一度、MAXから「うにうにうにうに」が来ただけ。
13年は「箱入りドロップス」(1月・きらら)、「くじらジュブナイル」(2月・ミラク)、「幸腹グラフィティ」(6~7月・ミラク)、「彼氏ってどこ行った ら買えますの!?」(6月・MAX)、「コドクの中のワタシ」(7月・きらら)、「桜Trick」(9~11月・ミラク)と結構あったのにな。

出張ゲストって、キャラット読者を別の雑誌にも引っ張りたいとか、あるいは特に知名度を上げたい作品をキャラットしか読んでない人に知らしめるとか、そういう意図がありそう。
すると、「キャラットにそれをやっても効果が薄い」と判断されたんだろうか。

●竹本泉帰ってこず

2月号をもって「ここめ不定点」の終了後、名物的に巻末に掲載されていた竹本泉作品が、今年はないまま経過。

●連載終了作品。

「ラッキー・ブレイク」は単行本3巻、「セカイ魔王」は4巻をもって終了。
「セカイ魔王」の終盤は、きれいに落ちるのか少し不安になる感じがなきにしもあらずだったけれど、双見酔という人はもう強い芸風がある人だから。次の作品も楽しみ。

「さくらティーブレイク」は2巻で無難に終了。都桜和も「うらバン!」から数えるとかなり長いこと描いてたものだけど、14年7月号の終了以後は新作なし。
「先輩には頭が上がらない!」も2巻で。榊もまた「CIRCLEさーくる」から数えると長いが、新作の「社会人から始める異世界ライフ」が、まだゲスト扱いだけど始まっている。好きな人なので続いてほしいところ。
「あまゆる。」は、掲載順見てるとほとんど最後尾近くだったんだけど、無事2巻に達して終了。私はこれ好きだったな。絵がちょっと地味めで、まったく毒のない作風って大体好み。
同じ意味で「ハレハレハレルヤ!」も好きだったのだが、これは1巻のあと未収録を残して打ち切られてしまった。
「ぷらいまりィずむ!」「P.S.リスタート」も2巻終了。「とりあえず居合でも」は1巻で終了。

●「NEW GAME!」ブレイク

今日も一日がんばるぞい!
実は私はゲームづくりの話が苦手な習性があって、これも「R18!」も「ステラのまほう」もうまく読めてないもので、これが単にセリフひとつがバズっただけなのか、内容が伴ってのものなのかはちょっと判断できず。

●「ひだまりスケッチ」終わらず

その、嫌いなわけじゃないんだけれども、もうポロポロ休載して実質隔月掲載の状態が一年以上続いてるんだし、うめ先生を酷使しすぎてる状態になってやせんのかと心配が。他の仕事も多くなってるから……

なんとなくだけど、新キャラの茉里は、それほど重く長く使うつもりのキャラじゃないんかなー、って雰囲気があり、もう終わらせようとしてそうな気はしてるんだけどなあ。
ひだまりスケッチって元々キャラデザが強くて、ゆのを×だけで、宮子を半月型の大口だけで、沙英を眼鏡だけで、ヒロをシニョンだけで表現できちゃうような、高い識別性があるもんだけど、後輩組はそこまで強くない感じで。
ヒロ・沙英卒業後に、新たになずな・乃莉・茉里を加えた五人組に主役を編成し直せるだろうかと思うと、キャラデザ的にも、ストーリー的にも難しい……というか、あまりそうしようとしていないように見えちゃう。

●今後の希望など

「ぱわーおぶすまいる。」が、終わってみれば2012年ごろが人気のピークでした、なんて結果になっちゃうと寂しいな。
4巻で終わるような気はしなくもないんだけど、アニメ化せずそうなってしまったなら、「脂の乗ってるはずの時期に芳文社があからさまにミラクシフトの態勢とっててアニメ化逃したせいだ」とか難癖つけちゃうよ。難癖だけど。

すでに2巻超えてる長期連載組は、まだまだ面白いから引き続き今の調子でやっててくれると、読んでる方としてはありがたい。

新しいところだと、「ブレンド・S」は絵がちょっと薄口で存在感が薄く見えてたんだけど、案外ろくでもない下ネタやってたりもするので、適当に中和されてていいのかもしれないなあ。
内容的には「だいたいこんなンで?」と双璧のろくでもなさといっていいくらい。



まんがタイムきららの2014年

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●やっぱり巻頭カラーページ減少

本誌は2014年2月号から、カラーページが6ページまでに。
消費税のせいだな。政治がきららのカラーページを奪ったんだ。

●アニメ化なし

ゆゆ式以来なし。ゆゆ式2期希望。

●終了作品

「女子大生生活様式」、2巻で。本誌ではこれが、私の好きな「地味な絵で毒のない」枠だった。
「うちのざしきわらしが」が、全3巻と長く続いて終了。これも佳作だった。
「しかくいシカク」も全3巻で。私はカメラ漫画には贔屓する節があるけれど、ちゃんとネタにカメラを使った上々の作品だった。

「スマイル・スタイル」は3巻。
「すいまさんといっしょ」「プレフレ」「かいちょー☆」は2巻。
「ステルス×メイツ」は1巻。これは私が読み始めた2013年前半時点で休載してたようだけど、何かあったのかな。

「帰宅るまでが学校です!」は、分量は一冊くらいありそうだけど、単行本がないみたい。
「ほかかわーくす」「はなまるスパイラル」「放課後リトリップ」は一冊に足りず。

●作家体調不良のため

2013年7月号で「天然あるみにゅーむ!」が、作者のこむそうの体調不良のため休載に入って、2014年8月号で復帰の目処立たずで最終回に。
2013年8月号は、今度は「チェリーブロッサム!」の茶菓山しん太もまた、体調不良のため休載で3ヶ月空いた。2014年の夏にも4ヶ月休んでいる。
2013年10月号では、さらに「リリウムあんさんぶる」のあそかが体調不良。3ヶ月休み、その後隔月ペースくらいの掲載になって、2014年10月号で最終回。

わりと休載の多いきらら系で、ことさら体調不良と明記しての休載が続いたのは心配。
2014年中には、幸い新たな体調不良の報告は出ていないのだけど……

●長期ゲスト多め

一般にきらら系では、3回ゲストをやったら4回目から連載になることが多いけれど、今年の本誌は4回以上ゲストになることも多かった。 

「サンタクロース・オフ」は14年8月号から連載扱いで、ゲスト掲載が6回。
「凸凹□」は8連続ゲスト。
こういう例は他にもないわけではない(「平成生まれ」など)が、まあ世知辛い感はある。

作家単位で、やざわんは私が読み始めて以後だけでも、2013年8月から1年半に渡って、作品を変えつつゲストで描きつづけている。
その一方で、いきなりゲストなしに連載が始まってるパターンも多い。「千里眼探偵レイコの犯人録」「こはる日和。」「オリーブ!」「ラクヱンオトメS」は即時連載。
どういう基準なんだろう……。

●他誌のゲストに巻頭カラーを奪われる事件

8月号で、なんと巻頭カラーが「幸腹グラフィティ」。ミラクからの出張の。
ミラクシフトなのは重々承知してるけれど、まさかそこまでとは。

●今後の希望など

相変わらず「ゆゆ式」一枚看板になっちゃってる感あり。
「箱入りドロップス」が安定して続くものの、他の人気作が少々休載が多いのが気になる。

「あっちこっち」は今年、半分しか載ってない。
「チェリーブロッサム!」も体調が心配。
「棺担ぎのクロ。」も載ることのほうが少ないけど、まあ描き込みがあれだけあって、しかも「GA」と二本立てでやってると、ちょっと仕方ないところはある。

また、どれも人気通りに良作なんだけど、それほど派手さがあるタイプの作品でもないもんで、ちょっと地味な雰囲気の誌面になってる気が。
これらの次点くらいの掲載順にいるのが「スロウスタート」と、地味な中でもさらに際立って地味だから目立ってるような作品。もちろんそれがこの作品の特異なる長所でだが、誌面全体の華やかさは抑えてしまうな。
「さつきコンプレックス」は、内容的には華やかな部類と思うんだけど、マニアネタなせいか掲載順が後ろ寄りだし。

この地味さの中だと、漫画家の食生活なんていかにも地味そうなテーマでありながら、おかしなノリで存在感ありまくる「〆切ごはん」がビビッドに嬉しい。
作者もベテランの湖西晶、しばしば2本立てになってたりもして力強い生産力も見せてくれる。2014年のMVPはこれだな。

Excelの文字列セルが数値に変換できないケース

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他のアプリケーションから、Excelにデータを貼り付けた時、数値が数値と認識されないで手こずることがよくある。

でまあ、そういうことには慣れてるつもりだったから、思いつく手口を色々試したのだが、今日遭遇したのはしつこかったので覚書。



Excelのバージョンは2010。

●元データ

アメリカの州別GDPのデータがほしかったので、英語版WikipediaのList of U.S. states by GDPにある表をコピーし、Excelにテキスト形式で貼り付け。
州名に含まれるスペースがセル区切りと誤認されたので、それだけ修正して2列の表に。
さらに元の数値がカンマ入りなので、カンマを文字なしに置換して削除したが、この処理は別にやってもやらなくても。

別に何の変哲もなさそうだが、右列の数値データが左詰めになっていて、文字列と誤認されているのがわかる。
これに120を掛けて円換算しようとしたが、#VALUE!エラー。典型的な、文字列になっちゃってるパターン。

●一般的対処

エラーチェック機能で、数値のようだが文字列になっているセルに対してはエラーが出るはずだが、出なかった。
エラーが出れば、数値に変換という機能があるのだが。

多少知られたノウハウとして、数値で1が入力されたセルを用意し、その上に「形式を選択して貼り付け」→「乗算」とする、という手があるのだが、今回はそれが効かなかった。
1のセルが変化しない。

別のセルにコピペもダメ。値ペースト、数式ペースト、どちらも変化なし。
一度F2で入力状態にして、そのままEnterで確定してもダメ。変化なし。

文字列を数値に変換する=VALUE()関数で参照すると、#VALUE!エラーが出た。えええ。

●結論

F2キーでセル編集状態にしてから全体をコピーし、それを他のところに貼り付けると、カーソル位置のセルを飛ばしてひとつ右のセルに貼り付けられることがわかった。
となると、見えないが、セルの1文字目にTabか何かが入ってしまっているらしい。

F2キーで問題のセルを編集状態にし、見えない頭の一文字をDelキーで削除すると、数値に戻る。

手作業を嫌えば、問題のセルがA1からあるとして、B1セルに =VALUE(RIGHT(A1,LEN(A1)-1))とすれば、左端の一字あるTabを削って数値に戻る。あとはその式が入ったセルをコピーして、形式を選択して貼り付けから値で貼り付ける。

2014年のまんがタイムきららMAXまとめ

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MAX編。
ちょっと長かったのでMAXだけで。



2014年のまんがタイムきららMAX

クリックで拡大。「くすりのマジョラム」が残ってるのはミスです。

●きんモザ・ごちうさアニメ化で巻頭カラーページ減らず

本誌・キャラットは削減されちゃっていたが、MAXの巻頭カラーは8ページまでを維持。
2013年までは「きんいろモザイク」を、2014年に入ってからは「ご注文はうさぎですか?」の情報ページが変わらず掲載されている。

なお、2012年ごろのMAXは、巻頭カラーが6ページしかなかった。
ということは、アニメがなければ6ページになるもののようで、「消費増税できららとキャラットのカラーページが減った!」という自民党への難癖は的外れでありました。

●センターカラーの位置と掲載本数が変更

MAXは、巻頭・10番目・14番目・18番目・22番目の掲載作がカラーページになっていたのだが、5月号から9番目以後4作ごとに変わった。それに伴い、全27作が26作に。
以前から、9番目からカラーだったり、4作ごとのところが5作になってたりといったイレギュラーはあったのだが、5月号以降は9番目からカラーに落ち着いた。

巻頭から最初のセンターカラーまでの作品を、私は「一軍」と勝手に呼んでるわけだけど、一軍の人数が削減された形。

●ごちうさ・きんモザ巻頭をほぼ制圧

掲載順でいえば、2014年はほとんど巻頭に「ご注文はうさぎですか?」が出ずっぱり。
14年に限ると「きんいろモザイク」は一歩譲っていたが、13年は完全に巻頭を制圧していた。

なお、2014年11月号で巻頭カラーが「上村とまり17歳」になった(表紙はきんモザ)が、これは2年3ヶ月ぶり。前は2012年8月号、仏さんじょ「カレーの王女さま」まで遡る。
12月号で「しょーがくせいのあたまのなか」 (表紙ごちうさ)、15年1月号で「いちごの入ったソーダ水」(表紙きんモザ)、2月号で「彼氏ってどこ行ったら買えますの!?」(表紙ごちうさ)と、巻頭カラーは新進の作品に譲り始めたようだ。

表紙については、未だきんモザ・ごちうた体制は変わらず。
前に表紙が違ったのは、同じく12年8月号の「カレーの王女さま」。

●出張ゲスト少なし

フォワードから1回あっただけ。
発売日は2013年12月だった14年2月号だから、年が明けてからは一回もないことに。

●「かなめも」終了と「しょーがくせいのあたまのなか」開始

きらら系ではかなり早いうちにアニメ化されていた、石見翔子「かなめも」が、13年12月号で終了。

私は当時はきらら系をチェックしていなかったから、DVDでの後追いなんだけど、あのアニメはなかなか飛ばしてたなあ。
5話が水着回どころか入浴回なんてありさまで、約7分間ずーっと全員が全裸。
しかもこの作品、女子しか出ないとはいうものの、おっさんメンタリティのロリコン(CVほっちゃん)と、ガチレズカップルが配置されてるもんで、7分中に3シーン・2分くらい乳揉んでる。
さらには、テレビ放送時の修正じゃ薄すぎるといって、DVDで湯気が濃くなったそうな。
昔関西地方の深夜エロ番組に「おとなのえほん」というのがあって、AVのダイジェストを流すという今では考えられないことしていたのだが、それでも「モザイクが映らない」「おっぱい2回以上揉みつづけるのはNG」とかそんな基準があったらしい。
すると、アニメとはいえ「おとなのえほん」を超えるレベルの修正と乳揉みを見せていたことになる。やってくれるぜ。
ついでに、映像特典が、豊崎愛生と喜多村英梨が競艇やってる有り様を30分以上流すという奇怪な映像。確かに博打打ちキャラおるんだけど……

そして、「しょーがくせいのあたまのなか」が、6月号から開始。
元々けっこうイヤな話を平気で飛ばしてくる石見翔子だけあって、イヤなネタを不安になるようなところのないクオリティでやる。小学生だからエロネタ飛ばし過ぎることもないやろし。

●「Free!」が帰ってきて終了

京アニのアニメとタイトルが被ったから休載にされたんじゃないか、などと陰謀論が巻き起こった「Free!」の休載だけれど、3月に復帰して、6月まで4回掲載されて終了。
何があったかは不明なままだが、2巻が出て終了ということはまあ、休載はともかく終了については、きらら的には普通の出来事か。

休載がなければ3巻目に入れる作品だったかどうかは、まあifの話なのでなんともいえない。
ほぼ同時期に始まって2巻で終わった「スイーツどんぶり」と、掲載順やセンターカラーの回数ではほぼ互角だったので、それだけでいえばまあ、2巻が妥当ではあったかも。

●その他終了作品

未影「ホイップノート」が6月号で終わり、9月号から「神様生徒会部!」がスタート。
ぷらぱ「R18!」も2月号で終わり、6月号から「アイドル声優☆上村とまり17歳」が開始。特に短いタイトルから長いタイトルへ。
どちらの新作も、さすがに長く続いた人気作の後で、連載初期からちゃんとキャッチしてくる内容。画面も見やすいし内容もつかみやすい、さすが経験値が高い出来。

長かった「ひろなex.」も、2月号で終了。とぼけた芸風の楽しい作品だったな。
榛名まお「こずみっしょん!」も、極めて安定して一軍に掲載され続け、最後まで落ちずに走り抜けて4月号に終了。派手じゃなかったけど安心して読める佳作だった。
結構「安心して読める」とか「不安がない」というのを褒め言葉として使うんだけど、それだけ不安になるような作品が多いのが萌え四コマで……
2月号で終わった、FBC「スイーツどんぶり」は、まったく安心して読めなかっただけに、勢いで突っ走ってるから何が飛び出すかわからなくて痛快な作品だった。
安心は、とことんできるか、とことんできないほうがいい。

鴨鳴アヒル「▲コンプレックス」も3月号まで。ちょっと主流とズレた感じの絵なのが、かえって私には目に止まりやすい印象だった。中身もまっとうなラブコメでよかったな。
それから、掲載中は一番好きな作品だったといっていい、ノッツ「ソラミちゃんの唄」も、8月号で終わってしまった。寂しい。おっさんの心を癒してくれる甘やかな物語であったな……。

萌え四コマでは、何かひとつの競技などをテーマにとったタイプの作品には、読みやすくて面白いものが多い印象があるが、最新の15年2月号終了の、宇城はやひろ「みことの一手!」は、囲碁ものというチャレンジ。
でもこの作品の場合は、正直にいえば、囲碁のわからない私にはよくわからないところが多かったな。
囲碁がわかる人には面白い作品だったかもしれないのだけど、もう少し知らない人に魅力を伝えるような内容だったほうがよかったかなあ。
面白くない作品は、もう内容すら印象に残らず流れ去るんだけど、この作品はしっかり目に止まっていた作品だったから、ちょっと惜しい印象が。


ほた。「LSD ~ろんぐすろーでぃすたんす~」は、同じくワンテーマもので、長距離走なんて私が死んでも自分ではやらないスポーツをテーマにしていつつ、そんな私が読んでも面白かったな。少なくとも、知らなくても楽しめる作品だったのは確かだ。
5月号まで、これも確か4巻までだったか、長い連載だった。

同じくコスプレ漫画だった、方密「コスプレの神!」(14年1月号終了)も、コスプレをテーマに決めてるからやることが明確でよかった。
すごく正直に言えば、絵は達者だけど四コマ慣れしてない感が少しあったのだけど、そういう不慣れな作品にありがちな読みにくさがなかったな。テーマやネタがはっきりしてるからと思う。


と、MAXは終了作品について触れると、すごく長くなってしまった。
あまり面白いと思ってない作品は言うこともないから流すんだけど、MAXの場合は、2014年時点でやってる連載がほとんどすべて面白くて、流す作品がない、という状態だった。
これだけいい状態の時に、「きんいろモザイク」と「ご注文はうさぎですか?」のアニメで新規客を引っ張り込めたのは良かったと思う。

●「おにさん、こちら」最終回?

私の見落としでなければ、2月号で「次号最終回」と掲載されて、その最終回が一向に載らない……。


●ゲスト作品の急増傾向

2011~12年くらいのMAXは、他誌よりゲストの掲載数が少なかったのだが、2014年はかなり増えている。特に3月号、27作中9作。
また、ゲストが少なかった頃は、本当に一回こっきりのゲストを読み切りと明示して掲載することが多かったのだが、最近は連続ゲストが多い。
終了作品が多かったのを補おうとしているようなのだけど、定着率はどうだろう。こんなもんにも見えるし、ちょっと足りないようにも見える。

2014年スタートの連載で、すでに実績がある作者を除くと、「裏庭には……?」「楽園ふぇいく」「こみっくがーるず」「軍師姫」の4作だけが、ゲストから連載に定着できた。

●器械「スクール・アーキテクト」直角カーブ

15年の号に入ってしまうけれど、15年1月号でどう見ても最終回という話をやって、「最終回ではありません」と、30年漫画読んでて一度も見たことがない注釈を付けられていた。
そして、2月号でまったく違う話が突然始まった。
最終的に元の話とつなげるつもりかもしれないが、ケレン味というか何が何だか分からない。

まあ、何やらかすかわからん漫画好きだよ。ミラクのあfろ作品も好きだし。

●今後の希望など

15年は「ハロー!きんいろモザイク」もやることだし、まだまだきんモザ&ごちうさツートップ体制は変わらなさそう。もちろん別に文句なし。

鈴城芹「ホームメイドヒーローズ」は、少々掲載順が後ろに落ち気味。
私は子供の頃に特撮をあんまりやってなかった世代で、私が見ると、メタな特撮ネタであるこの漫画を、特撮のお約束を知識で知っているだけ、というさらにメタな視点から見ることになっちゃって、果たしてどこまでまともに楽しめているのか……。
まあ、さすがに鈴城芹は飛び抜けて漫画が上手いベテランだから、こんな読み手にとっても面白いのだけども。これは2巻までなのかなあ……

ついに「彼氏ってどこ行ったら買えますの!?」が巻頭カラーを取ったのは、もう一段上がれる兆しかな。これはビビッドに面白いから、長続きできる位置にまで登ってほしい。
アニメのCMで名前を呼ばれればさらに……あ、「ハナヤマタ」見てなかったけど、そこで呼ばれちゃってるだろうか。

新しい連載の中では、吉野貝「軍師姫」がネタはっきりしてていいな。読んでてちゃんと記憶に捕まる作品。
あとはゲストで2回載った、草壁「神田ワンマイル」はすごく良かったな。まあ場所を東京神田近辺に限定した以上は、長期連載にするのは苦しいだろうけど、何か新しい作品が載ると嬉しい。

2014年頭までのMAXは、上位のヒット作から中堅どころまでぎっしりいいのが詰まってて、あまりゲストで埋める必要すらない状態だったけれど、その頃の秀作がぱたぱた抜けて、今はちょっと中堅以下が薄まった感じ。
上の方はベテランの新作が担ってくれるにせよ、もう少し元気のいい新しい人がほしいかな。

ネットワークカメラ(I/O DATA TS-WLC2)を取り付けてみました

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機会があって、ネットワークカメラを設定することになった。
1万円しないようなものがかなりの高機能で面白かった。自分でもひとつほしいくらいだ。




●選定

モノはI/O DATAのTS-WLC2

一応カメラの選定から関与したけど、Panasonicとかがやってるのは過剰にしっかりしてるので、そこまで必要ないしコストも出せない、と今回は却下。ちゃんとした業務用として必要ならまた話は違うだろうけど。
専門らしいブランドもあったけど、これも案外値段がしっかりしてるので、民生よりは業務用なのかな。モノだけ見ると中国でぽこぽこ作ってるモノっぽいのもあったが、サポート費用まで含めてるか。

PC周辺機器ブランドから出てるものは、民生用と割り切ってるのか値段も手頃だし、管理や操作はPC・スマホでやりたいわけだから、そっちの取り扱いも慣れてるだろうと踏んだ。
I/O DATA、PLANEX、ロジテック、一応Buffaloも、というあたりで、完全に偏見なんだけどここから選ぶならI/O DATAだなあ、と。

もう少し安いローエンドモデルのTS-WLCEもあるのだが、使用状況からして暗視モードが欲しかったので、TS-WLC2にした。
暗視の他に、microSDカードスロットへの記録が可能。TS-WLCEではPCか、I/O DATAのNAS (LANDISK) が必要。
さらにマイク・スピーカーも含んでいるので、動画に音も記録できるし、カメラの向こうと通話することもできる。


●ネットワーク設定

まずは、ネットワークへの接続を行う。
カメラ裏の、ペン先なんかでないと押せないボタンを押してWPS接続を行うので、先に天井に固定したりしちゃうと面倒。

ネットワークへは、普通にWPS接続するだけ。
接続できれば、カメラのLEDランプが3つとも点灯するからわかる。
 ただし、WPSではよくあることながら、理由不明でうまくいかないことは多々あった。
WPSなんてボタン押すだけなんだから、操作上のミスなんかしようもなかろうに、4ヶ所のネットワークに対して行って、1回も素直にいけなかった。
何度か試して成功せず、無線LANルーターにリセットを掛けてから行えば上手く行ったのが2回(ルーターはNECとBuffalo)。
既設の無線LANルーターの設定を間違えてあって、ルーターモードのまま親ルーターにぶら下がっていたために失敗していたのが1回。

通信の都合でWiFiリピーターを噛ませたがために私が設定に混乱したのが1回。(ルーターはNEC、リピーターはBuffalo)

うまくいかない場合は、無理に頑張るよりも、一旦カメラを有線LANでPCに接続して、SSIDとパスワードを手動設定するほうが早いと思う。
最悪、その程度のことはできないと、買っても使えない可能性あり。
マニュアルのトラブルシューティングにも、「一度ルーターをリセットしろ、それでもダメなら手動設定しろ」くらいしか書いてない。


○WiFiリピーター経由での接続について

鉄筋コンクリート住宅の1階のルーターから、2階の部屋の隅くらいまでしか受信できない、という電波環境だったので、BuffaloのWEX-733Dを利用した。
ルーターは確かNECのWG1800HPだったかな。

しかしWG1800HPとWEX-733DのWPS接続がまず上手くいかない。
WEX-733Dに、WG1800HPのSSIDとパスワードを設定しちゃえばいいのだけど、そのために一度有線LAN接続が必要と言われ、私の持ち合わせていた設定用ノートPCに有線LANがない。

あれこれやってみたら、WG1800HPは、WPSに対して2.4GHzのSSIDに接続するように設定されていた。
ここを5GHzに変更して再びWPS接続をしてみると、WEX-733Dとの接続がうまく行った。

そして2階にWEX-733Dをセットし、TS-WLC2と接続する。
ここで、TS-WLC2は「WiFiの電波は2.4GHz」と明記してあるから、果たしてWEX-733Dは2.4GHzでも飛ばすのか、受け取ってる5GHzしか飛ばさないのか、わからない。
しかし、WPSを試みると案外、一発で繋がった。
失敗しようがないところで失敗しまくったのに、失敗しても仕方ないと思ってたところで一発でいけちゃうっていう……。


●カメラの固定

カメラは写したいところが写るように、付属のスタンドで固定するだけ。
ただし、天井設置に対応して180度回転して録画することはできるが、90度はできなかった。横倒し設置は不可のようだ。付属のスタンド自体は横倒し設置もできるが。

また、TS-WLC2の付属ACアダプターは、ケーブル長があんまり長くないので、天井設置だと苦しい。
せいぜい1.5mくらいだったので、コンセントの延長コードを用意しておくべき。

なお、TS-WLC2の場合、ピントはマニュアルフォーカスだから、接続設定完了後に画面を見ながらレンズを回して調整する必要あり。
まあ、記念写真じゃないんだから、少々ピンぼけしていたってさほど問題ないけど。

画角は、部屋のカドに設置すれば大体へやの大部分が見えてる、というくらい。90度に少し足りないくらいか。
かなり広角ではあるので、それほどシビアに角度きめなくてもOK。

あ、買った時点でカメラにキャップがついてるので、はずさないと何も映らない。


●スマートフォン・PCからのアクセス。

Androidで使うときは、QWatchViewというアプリをストアからダウンロード。iOS版もある。
カメラとの接続設定は、製品付属のQRコードをアプリに読み込ませるだけ。
これだけで、LAN内のみならず3G / LTE経由でさえ繋がって、ライブ映像を見たり録画したり、スナップショットを撮ったりできる。
複数台のカメラを同時にライブビューしたりもできて、かなり優れもの。

なお、「カメラのパスワードを変更しろ」と、I/O DATAからアナウンスされている。
たしかにその、買って見たら、これってもしかして推測可能なんじゃないか、と思える感じのデフォルトパスワードだったもんで、変更したくなる。
ただ、変更すると「添付のQRコードを撮影するだけ」という簡単さは失われる。
まあ、変更後のQRコードを再発行する機能もあるから、大問題ではないけれど。

この簡単さは、わざわざI/O DATAが専用のDDNSサーバーを用意してくれていて、カメラがつながっているネットワークのグローバルIPが変わっても、ちゃんと同じURLでアクセスできるから。
PCでも、そのURLをブラウザに打ち込むだけでアクセス可能。

なお、FireFoxやchromeでも、多くの機能の利用も、設定変更も可能だった。
が、Internet Explorerでないと、一部機能は使えない。少なくともカメラの内蔵マイク・スピーカーの利用はIEのみ。

もし外部からのアクセスに失敗するようなら、ルーター側でポートを開けるとか、カメラのIPを固定するとかあれこれ設定がいるかもしれない。
私は今回、ここではトラブルが起きなかったので。


●動体検知機能

監視カメラみたいに、画面に動きがあったときだけ撮影し、それを記録していくこともできる。(ただし動体検知利用時は1280x720のHD解像度は使用できず、640x480以下になる)

記録先はmicroSDカードかLANDISKか、あるいはFTPサーバーにアップロードする。
microSDだと、現地に行かないと記録データを回収できないので、FTPアップロードにした。

FTPサーバーは、自宅のPCにFTPdaemonを入れておいて、そこにどんどんアップロードさせる設定にした。
別に厳密な監視・記録を行いたいわけじゃなかったから、いくらかダウンタイムができても構わないし、容量もテラバイト単位で確保できるし、閲覧もその場でできるし。
(このへんのやり方は、自宅サーバーとかそんな文言で検索すればいろいろ出てくる)

自宅サーバーにしない場合は、何かレンタルサーバーを使うことになる。
なお、ウェブサイト用のレンタルスペースだと、「公開しないファイル置き場に利用することは禁止」という規約がある場合があるので注意。


●暗視機能

赤外線LEDランプつきで、5mまでの暗視撮影が可能。普通の6~8畳くらいなら十分。
これはなかなか強力だったし、暗くなったら自動ONの設定もできる。優れもの。


●感想など

いかんせん、WPSによるWiFi接続にトチりまくったのが悩ましい。
試行錯誤のしかたがわかるとか、WPSを諦めて手動設定することができるくらいの知識がないと、そもそも運用開始できない心配がある。

しかしながら、実売価格が1台1万円切ってるようなものが、ここまで多機能とは思わなかったな。
まあ、カメラも、画像プロセッサーも、WiFiも、かなりこなれてきた技術ではあるから、組み合わせだけの問題ではあるんだけど。
それでも、スマホアプリとDDNSまで用意して、ネットワーク外からのアクセスまで簡単にできるようにしてくれてるとは、期待を大きく越えてた。
あとは安定性とか耐久性が問題だけど、それは壊れないとわからないので現時点ではなんとも。

東京・小田原 (Easyshare Mini)

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東京へ仕事で行って、帰りに小田原に寄ってきたよ。




行きは、初めてのpeach。
まだ年始のUターンラッシュがかすかに終わりきらない6日火曜日の始発便で、まだ料金は底値ではない感じ。でも全部あわせて6620円だったかな。
確か9日くらいなら2000円くらい下がったみたい。

しかし小型機だから、上昇・下降でちょっと揺れる感じはあったな。
あとやっぱり席は狭い。うん。私はちと体格がありすぎるから厳しい。
総所要時間はそりゃ短いけれど、空港内での移動が長いのも面倒といや面倒。


成田に飛行機で降り立ったのは初めて。
そんなわけで、横堀大鉄塔を見るのも初めて。胸が熱いな。
わりと最近までは、この向こうに団結小屋もあったんだねえ。

さて、せっかく成田に来たからには、空と大地の歴史館を見て行きたいところなのだが、ちょっと到着が早過ぎる。
が、せめて日本一短い普通鉄道・芝山鉄道には乗ってみたい。

そういうわけで、東成田駅に。
どこから行けるのか迷ったが、ターミナルから出て地表の駐車場を横切って第5駐車場の方へ。すると人の歩ける道路があるので、そこを左手へ。空港西通り4交差点を渡って高架道路の下をくぐり、空港東通り4交差点を左折してまっすぐ歩いて行く。すると案内があるからそのとおりに。
……歩いて行ったけどシャトルバスあったらしい。


おお。なんだか雰囲気が意外。ものものしい。
ちょっとしたプレハブかと思ったら、中に警備か何かの方がふたりも。別に何も怪しまれたりはしなかったが。

ここからひと駅、成田空港の地下を通りすぎていく。

ここ、芝山千代田駅で芝山鉄道終着駅。
慌てて撮ったら超ブレたわ……

もうちょっと遅い時間に来て、かつ後にももっと暇があれば、航空科学博物館と空と大地の歴史館を見ていくのだけど、すぐ折り返し。


東京ではちょっとした仕事をしていたのだが、いくつか神社などを参った。


葛飾区……じゃなくて市川市の葛飾八幡宮。
この随神門は、市指定文化財だそうで、明治維新までこの神社の別当寺だった法漸寺の山門だったとのこと。神仏分離令で随神門と改め、仁王像を他所に移した。

川上翁遺徳碑、とあるが、巨人の川上監督ではなく、市川市で梨の栽培を始めた川上善六翁の碑であるそうだ。
江戸時代にはこのあたりの梨が「八幡梨」として有名だったそう。梨栽培は市川から船橋にかけて盛んだったらしいので、つまり川上翁がいなければふなっしーもない。


拝殿。


それから、新小岩の香取神社にも来た。間々井神社ともいうそう。
ここの東に小松川というのが流れていて、太田道灌が江戸城と国府台を船で往来するときに立ち寄って航路の安全を祈ったエピソードがあるそう。

小松川から、このあたりはかつて西小松川村といった。
暴れん坊将軍こと吉宗公が、鷹狩の時にここで食事を取ることになったが、神主が出す食事に困り、餅のすまし汁に青菜をあしらって出すと、将軍がずいぶん喜んで、その青菜に小松菜と名をつけたとのこと。
よって、小松菜の産土神とされている。

本殿は、1823年に着工して十年かけて築き上げたものだそう。
また、明治に地租改正のお触れがあったとき、ここ西小松川村の村民が精密な地図をつくり、県知事に納めた。その地図が、江戸川区指定の有形文化財として保存されている。

境内には摂末社が多くて、鷲神社(大鳥神社とも、大和武尊)、道祖神社(猿田彦命)、大雷神(古くから近くで祀られていた雷神)、水神社(水波能売命)、稲荷神社(豊受姫命)など。

それから鹿を飼っているらしいが、あいにくこの日は奥に引っ込んで出てこなかった。


近くに「小松菜屋敷」というところがあって、そこの亀井家の方が将軍に小松菜をさし上げた当人だそう。
邸内には亀井家の屋敷神として、小松菜さまと呼ばれる神様が祀られている。
困ったことがあれば「こまったな」といって小松菜を捧げれば願い事が叶い、さらに「ナ(名・菜)を上げナを残す」と信仰されているそう。

看板がかかっていたので文化財かと思ったら、まだ個人宅として使用されていた。よって写真は遠慮。


神田明神にもやってきた、のだけど。


混み過ぎや。もう9日だぞ。東京の人は並ぶの好きだな。
(といいつつ大阪に帰ったら十日戎で、難波近くが死ぬほど混んでた。東京の人ばかり責められない)



代わりに、神田明神の隣にある妻恋神社に参拝した。
まあ妻を娶る予定も気配もないのだが、大和武尊の東征の折、暴風雨を鎮めるために海に身を投げた弟橘媛命を祀っている神社なので、別に私が結婚するかは関係なかろう。



それから谷中の弁天様も。
とある漫画家さんが「連載が続きますように」と願ってる絵馬がかかっていた。


東京編はここまで。
ここからまっすぐ帰らず、前から一度寄ってみたかった小田原に立ち寄った。


乗ったことなかった小田急を新宿から小田原まで。
着いてみればハイカラな駅やで。


朝から食事をし損ねていたので、駅そばで軽く。
最近は関西でそば食べても、関東風の黒っぽいだしで出てくることが多いから、この色と味自体にはもう慣れている。
むしろ関西でうどんと同じだしの蕎麦を食べる機会が減っちゃったな……。

しかしコロッケがカレーコロッケだったのは初めてかもしれない。


駅西側出口に早雲公あり。
西側はすぐ住宅地につながってるようで、あまり駅前が商店街になってたりする雰囲気はない。
駅にくっついてささやかなショッピングビルらしいのがあったけど、もう昭和のまま停滞してしまったような。

駅東口から、観光マップに従ってぶらぶらと。


まず、北条氏政・氏照の墓所があった。

氏政というと、秀吉に小田原を落とされた時の当主だったもんで、後世の創作でボンクラ扱いされているけれど、有能な兄弟と協力しあって北条家の版図を最大に広げた有能な大名というのが最近の説か。

氏照は氏政の弟で、主に東のほうで活躍した武将だったそう。
秀吉相手に徹底抗戦を主張して、敗戦後に氏政とともに切腹させられた。

真ん中のふたつの五輪塔の手前にある石の上で、ふたりが自刃したという。
左手の墓石がふたりの墓。


幸せの鈴、というのがかかっている。
願い事をかけて鈴を持ち帰り、かなったらここに結びに来い、とのこと。供養を兼ねて。


小田原の街では、「街かど博覧会」といって、多くの地元の名店が、取り扱い商品を解説するコーナーを作っている。
地図にはそれの案内もあり、地図にそって行くとまず、石川漆器さんという漆器店にくる。
現在お店を改築中で仮店舗営業になっていたので、場所は少し北東、大工町通りあたりに写っていた。

室町時代から、小田原では漆器が作られているそう。
箱根の木材と、足柄の漆がともに使えるから、漆器には良い土地らしい。東海道の宿場町として栄えた頃から、実用品として人気が高い。
石川漆器さんは、江戸時代の大久保藩お抱えの槍塗師を祖に、明治20年に漆器製造販売業として創業。
生地づくりから漆塗りまで全工程を手がけているから、使っているうちに漆が剥げてきても塗りなおして修理してくれるそう。
中国製の安い木材は使わず、今でも国産材のケヤキやトチノキで、その木目の美しさが出る

また、関東以北でしか採れないオノオレカンバを使った箸も販売していた。
オノオレカンバは、一年で0.2~0.3mm程度しか成長しない、非常に密度の高い木材で、水に沈む。
原木を持たせてもらったのだけど、石だと言われたら石だと思いそうな代物だった。
こんな木から、この道40年の職人さんが作るそうで、一膳1400円。
ちょうど良い箸も欲しかったところだったので、ひとつ購入してきた。

お店の方にいろいろ説明もしてもらえて、いい買い物だった。
早速帰宅してから使ってるのだけど、すごく固い木材だから、先をかなり細くしても強度が保てる。おかげで、米粒ひとつつまむのもやりやすい。



国際通り、という通りを抜けて海の方へ。
地図によると、北村透谷生誕地の碑があるとのことだったが、少し探した。
マンションの敷地の一角に残されていた。

小田原はかつて別荘地だった時代もあり、文学者の街でもある。
関西でいえば芦屋あたりの雰囲気かな。


ここから海の方へ行くと、「街かど博覧会」としてかまぼこ伝統館を開いている、かまぼこ店丸う田代さんがある。
小田原はかまぼこが有名で、そこらじゅうに店がある。

かまぼこ伝統館では、伝統製法と現代の製法とを並べてそれぞれ解説したり、使われる魚の解説など。
それから、笑点グッズがちらほら見られていたが、どうも小遊三師匠のお気に入りらしい。

お店の方では、一番安いやつで一本930円。おおう……。
さらに1200円の「粋月」、1800円の「独楽」、2400円の「富士」がある。
小心者さを発揮して、「粋月」を一本購入して土産に。
購入すると、併設の喫茶室で使えるドリンクサービス券をもらえたので、一休み。


このかまぼこも、帰って食べてみたら予想以上に美味。
塩辛さがかなり抑えられてあって、旨味がすごく強い。日本酒飲みつつ、ふたりで一本食べてしまうのもあっという間だった。
母方の田舎が愛媛の宇和島で、あそこもかまぼこが名物だから私も食べ慣れてるのだけど、そもそも味のタイプが全然違うなあ。宇和島の板蒲鉾はもっと塩味で、飯が進む感じだ。



さらに、「街かど博覧会」として陶彩ぎゃらりぃを開いている松崎屋陶器店さんに立ち寄った。

あいにく小田原では良い土が出ず、陶芸は行われていないそう。
しかしこの店は、100年以上前から小田原で器を商っているとのこと。
店の二階がギャラリーで、人間国宝の作品も仕入れて展示・販売している。
徳田八十吉の作品もつい先日売れてしまうまで置いていたそうで、あのブルーがすごいと店の方としばし談笑した。

ここでは、私の前々からのコレクションであるぐい呑みをひとつ頂いた。
500円の安い有田焼の、藍の染付磁器。
前に大阪日本民藝館で特別展をやってたのを見てから、こういうの欲しいと思っていた。
柳宗悦がいうには、名も無き作り手が、ただただ慣れと手癖でさらっと柄を描いていくような素朴さがいいというんだけど、そういうのがわかったつもりになりたい。


街かど博覧会のギャラリーは、どの店のものも興味深く、またスタンプラリーも行われている。
店の方もよく解説や案内をしてくれるもので、何も買わずに出るのが憚られるものがあり、商売上手だなあって。
この分なら、どの店に入っても、買って損はない品にめぐり逢えそう



御幸が浜に出てみた。
ゴミがまるで落ちてないよ。町の人達に品があるんだろうなあ。

左手に三浦半島、右手に伊豆半島と大島。いい景色。



小田原宿なりわい交流館で一休み。
昭和七年建築の網問屋を改装して、休憩所や観光案内に利用している。

軒先に何本も桁が出て、その上に軒が乗っている、「出桁造り」という小田原独特の商家向けの伝統的建築法。
二階はちょっとしたイベントスペースのようだけど、今日はなにもなかった。建物の雰囲気は味わえる。


どんどん西へ行くと、いかにも明治元勲などが集まる別荘地だったらしい、大邸宅が多いエリアに。
その中に、田中光顕伯爵の別邸を改装した、小田原文学館がある。


これは裏手の写真だが、表側はSDカードのエラーで画像がぶっ飛んでいた……。

多数の文学者を生んだ小田原らしく、北村透谷、島崎藤村、尾崎一雄、福田正夫、川崎正太郎など大勢の作品やゆかりの品が展示されている。
面白いところでは、首藤剛志が小田原の人であったようで、突然ようこそようこの台本が目に飛び込んできて驚いた。
あまり大したことではないのだが、私は「戦国魔神ゴーショーグン」はアニメをみたことないのに、小説版だけ全巻読んでる。

また、小田原にゆかりがあった人の紹介もあり、小田原というと谷崎潤一郎も一時期住んでたね。そして細君譲渡事件を起こした。

建物自体も、それほど大邸宅というほど巨大ではないのだけど、明治のモダン建築。
あいにく私に知識がないのが惜しいが。


北村透谷の碑もある。
当時は自殺を忌み嫌う風潮も強く、自殺者を称える碑には反対の声も多かった……というようなことを、文学館で解説していたな。


そして尾崎一雄邸の、書斎部分を移築してある。
もちろん中も見学可能で、当時の調度品もできるだけそのまま置いてあるとか。


それからこちらも田中光顕の別邸らしいが、北原白秋の童謡館とされている。

どうも私は童謡に疎いので、あまり知ってる曲がないのだけど、それでも知ってる曲だと「揺籠のうた」や「あわて床屋」が、白秋が小田原で作った曲だそう。


さて、ようやく小田原城の方へ。


場内に入ってすぐ、小田原市郷土文化館がある。

まあ、小田原の街の場合は、そこらじゅうに郷土の文化がいろいろな形で残されて、展示され、生き延びている感があるのだけど、ここでは弥生時代の土器やらから展示されている。
それから、ぐっと新しくなって昭和の家電とか。ソノシートとか、昭和30年代のカメラとか、ダイヤル式の電話とか。


それから、報徳二宮神社という神社がある。二宮金次郎を祀る神社。
そういえば、小学校に二宮金次郎像は関西にだってあったけど、二宮神社は関西にはほとんどないね。
神社は土地によってかなり祀られる神様が違うもんだけど、二宮金次郎は関西では神様というほど崇められないのか。

報徳二宮神社のあたりは、かつては小田原城の雷曲輪と呼ばれていたそう。
雷曲輪、というのは全国にも例がないネーミングらしいけど、由来はよくわからないそう。
その曲輪を囲う空堀が、神社裏手に残っている。

そして、その空堀に捕まっている敵兵を迎え撃つ拠点となる高台があるのだが、


遊園地になっていた。
規模は小さくて、昭和の頃にデパートの屋上にあったくらいのもの。こういうのがなくならずにやっていけるんだなあ。渋い街だ。


さあ小田原城。

あいにく現存天守ではなく、元禄16年の地震で倒壊したのを宝永3年(1706)に再建、しかし明治3年に廃城にされた。
今のものは、昭和35年に鉄筋コンクリートで再建。それでも古い図面や模型などを参考に、外観は似せて復元してあるそう。

中は博物館で、古文書やら武具刀剣、地元工芸品(小田原提灯とか組木細工とか)の展示。


また天守からの眺望もなかなか。
秀吉が一夜城を築いた石垣山の方。


伊豆大島もよく見える。


城を下りて、銅門を抜けて街へ戻る。


実はこの時点で午後3時、昼食を食いっぱぐれていた。
ちょっと海産物が苦手なのと、なんか高そうだったり本当に高かったりという店が多くて、飲食店選んでたらなかなか入れず……。
結局、駅でどこにでもありそうなものを食べるはめになってしまい、ここだけ失敗だったな。


ここから、新幹線に乗り込んで大阪へ。
大阪から小田原だと、新幹線はこだましか使えないのがちと辛い。強いて言えば静岡でひかりに乗り換えだけど。


しかし小田原、いい街だったな。
いい名産品があり、工芸があり、文学があり、城がある。レトロな街並みもある。
こんなところに生まれ育てればよかっただろうなあ。


今回小田原で買った、箸・かまぼこ・ぐい呑み。いい。

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また、図表の元データがほしい場合は、そのデータを何に使うか教えてくれれば、面白そうなら元データの提供その他、協力します。



2014年のまんがタイムきららミラク

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年明けるなり東京行ったりあれこれしていて遅くなったけど、ミラクの掲載順もちゃんとやりますよ。




クリックで拡大。

●「桜Trick」「幸腹グラフィティ」「城下町のダンデライオン」アニメ化

別に百合に嫌悪感とかはないのだけど、それでも「桜Trick」はさすがにちょっと気恥ずかしくて、読んではいたけどあまりノれてなかったもので、13年末にアニメ化と聞いた時には、正直けっこう驚きがあった。
まあ、掲載順データを作ると、確かにずっと先頭近くに張り付いているような掲載順で、私が思っているより人気が高かったよう。
(この記事に転載した部分からは切れてるけれど、これ以前は下がっても6番目くらい、平均的には3番目くらいに掲載されていた)

ただ、アニメを見た感じ、きららアニメとしては比較的予算が少なかったような感はあったかな……。


まあ、「幸腹グラフィティ」のアニメ化については、何しろ私がこの作品をずっと好きだったので、順当だと思っただけだった。
あれは面白いもんね。当然だよ。

アニメの方は、果たして原作のあの顔芸を再現できるだろうか、と思ってたけど、わりとシャフトがやりたいようにやりそうな感じだろうか。
あの視聴者を洗脳しにくるような予告はいいな。ヘッドホンとHMDつけて5時間ほどループ再生してやれば、被験者はなにか異常を来しそう。


で、さらに「城下町のダンデライオン」までアニメ化するとのこと。
私は漫画を読む能力が高くないもんで、こういうキャラの多すぎる作品は、わけがわからなくなってしまうもんで、3年近く目を通してはいるのにまったく内容がわかってない状態で。
だからこの作品の良し悪しは、読者をそういう状態に置き去りにしたのはよくない、くらいしか言えないし、それだって私の能力の問題である可能性もあるし。

特にミラクから、というのでなければ、他誌にも「彼氏ってどこ行ったら買えますの!?」とか「ぱわーおぶすまいる。」とか、活きが良さそうなのがあるし、別にごちうさ2期でもGA2期でもゆゆ式2期でも大歓迎なのになあ、とは思うけど。

やっぱり、ミラクは創刊してから若いこともあって、他に比べると少し入手性が悪い印象がある。郊外の書店で見つけられないことが、2012年頃ほどじゃないけど、まだある。
部数も低いだろうから、アニメ化してテコ入れしたい、という戦略はあると思う。
何かミラクからアニメ化するとなると、それに耐えるほど長く続いている作品がもう「城下町のダンデライオン」しかない、ってのも確か。


●変革の年っぽい

2014年中に、創刊初期からの連載がほとんど終了。
「桜Trick」「幸腹グラフィティ」「きしとおひめさま」「城下町のダンデライオン」以外はすべて終了。
一方で、2013年10月から、次々と現在に至る作品の掲載が始まっている。

ミラク創刊号の表紙には、「もっと、自由に4コマを。」というキャッチコピーが踊っていた。2号は「4コマは豹変する」だった。
また、「ドキドキ☆ビジュアル進化系」というマークも3号まであった。
「FreeStyle 4komagazine」という文字列も創刊以来残っている。
私の創刊当時の記憶でも、ミラクはなにか、今まできららが築いてきた萌え四コマのスタンダードから逸脱したような、そんな雑誌にしたいんだろう、と思わせる感じだった。

しかしながら、2014年あたりから始まった新作は、私には、わりとオーソドックスな萌え四コマが多いように思う。
やはり方針転換してるかな、という印象。


●終了?

ミラクには以前から、連載が途中で突然載らなくなって消えるケースが多い。
「純粋欲求系リビどる」については、2012年12月号で「しばらく休載します」と目次ページに告知されていたけれど、それ以外は目次での告知もなく消えている。
ミラクってどうも、目次ページとか次号予告とかが、他誌よりしょぼいしなあ。告知・通達の機能が弱いかもしれない。


西瓜割「メラン・コリー」は2012年10月号以来掲載なし。
九韻寺51号「プらモぶ☆」も2014年2月号まで、3回載ったきり。これはカリノから移籍だったらしいのだけど、どうなったのやら。

小波ちま「リリィ」は、創刊当初の取り扱いから見て、雑誌としては目玉にしたい作品のように見えていた。
しかし、月刊化されてから隔月掲載になり、2014年1月号を最後に掲載がない。

タダタク「寄り道ファミリ」も2014年5月号以来掲載がない。
ミラク初期の尖った作品だらけだった頃から、オーソドックスな四コマとして雑誌を下支えしてた作品だと思ってるんだけどな。もったいない。

奄美あまゆ「あすみが丘SPS!」も、2014年1月号をもって、たった4回で立ち消え。
これは作者さんが終了だとtwitterで言ってたり、pixivなどのプロフィールでも過去形になっているから、何らかの理由で終了になっている模様。
前作「Lisa Step!」から、めだってクオリティの高い作品を描いてた作者だと思うんだけどなあ。私は単行本も買ってたぞ。


●終了作品

創刊以来、高い掲載順とクオリティでミラクを支えてきた、はりかも「夜森の国のソラニ」が14年1月に終わって、6月に「うらら迷路帳」で新連載。
ミラク創刊当初からの連載が終わって(月刊化時を除き)、同じ作者が別の連載を始められているケースは少ない。
他には、上記の奄美あまゆと、あfろ「月曜日は空飛ぶオレンジ。」→「シロクマと不明局」だけ。

柊ゆたか「Good night! Angel」も、創刊以来の連載が終了。
これも掲載順から見て人気の高い作品だったと思うけど、今のところ次回作はない。

2014年11月で終了の、七葉なば「となりの魔法少女」は、佳作だと思うのだけど、隔月連載だったのが惜しい。
毎月17~20作掲載され、さらに現れては消えるゲスト作品も多い中では、どれか特定の作品についての記憶を維持するのがまず難しい。それで隔月掲載だとどうしても印象が埋もれる。
事情もあっただろうけど、もったいないな。

2015年に入ってるけど、CUTEG「スイートマジックシンドローム」も終了。

2012年中に始まって2014年中に終了、くらいの作品があってもよさそうなんだけど、ひとつもない。
タダタグ「寄り道ファミリ」がこのまま消えてしまうなら、唯一それだけ。
他の作品は、2013年中に打ち切られた。どれも単行本が出ないような早期終了。


●新連載作品

清瀬赤目「アンネッタの散歩道」は、これはいいゲストが出てきたな、と思ったらすっと連載に入って、最近掲載順位も前になってきた。
絵は綺麗で描き込んでるけど、適度にデフォルメも効かせてあって、見やすくわかりやすい。
人物も無闇矢鱈に多すぎず、また、きちっと把握しておくべき少数の主人公が明確。
ストーリーがあるタイプの作品だけど、人の街に向かう妖精の冒険譚、と本筋がはっきりしていて理解しやすい。
こういう漫画としてしっかりした作品は、大体ちゃんと面白くて長続きする。正統派の一作。


しんと「ゆずりはコーポレーション」、そと「ハルソラ行進曲」は、かたや会社経営、かたや工業高校と、ひとつのテーマからネタを出すタイプ。
こういう形の作品もまた、「この漫画は一体何やってるんだっけ?」とならないので、ぐっと読みやすい。

キキ「ビビッド・モンスターズ・クロニクル」も、MMORPGがテーマ。
MMORPGというと、私はUltima OnlineとかRagnarok OnlineとかLineageとかのイメージになっちゃうんだけど、今って、それらを下敷きにして書かれたラノベや漫画のヒットをきっかけにした再MMORPGブームみたいになってんのね。
さしずめこの漫画は、そのMMORPG再ブームを受けて書かれた漫画ってことになるのか。

それから神道ワンテーマものの、PAPA「ミソニノミコト」、これは私のイチ推し。
テキトー感のあるネタの軽妙さと、神道みたいなテキトー感あるものをテーマにしてるのがよくフィットする。さりげなく、ちょいとマニアックめな神道ネタ放り込んできたりするのもいい。


クマノイ「リメインズ・JC」は、人が誰もいなくなった世界に女子中学生を数人放り込む、という中二病みたいな設定に、内容はゆるくて適当で深刻さのないノリ。
絵もいわゆる萌え絵よりはだいぶ力が抜けていて、しかしさり気なくポーズが豊かで決して下手なわけでもなさそうで、でもたまに頼りなかったり、存在感がある。
どうも私の言葉では説明できないけど、妙に目立つしなんだか面白い。

Reader Storeの入荷リストの改悪

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私は結構前からSONY Readerを愛用してるもんで、いかなシェアが低かろうと、ずっとReader Storeを利用していた。
夜になるとサーバーが重いとか、入荷ペースが遅いとか、不満があるといえばあるのだけど、やっぱり電子書籍は一度客になったところからは離れづらい。
なんたって端末の出来が好きなので、SONY Readerを使うこと自体は満足している。


が。
ちょっと引っ越しでごたごたしていて、しばらくぶりにReader Storeの入荷リストを表示させてみると、これがまた酷い改悪。



Reader Storeの入荷リストって、以前は、単にテキストでずらっと一覧が出ていた。
入荷日ごとに区切られて、それが「コミック」「雑誌」「書籍」で区切られ、さらにコミックはレーベルなどで、書籍はジャンルなどで区切られたリスト。
本一冊の情報は、書名と著者名と出版社と価格を書いただけ。

ほんとに味も素っ気もない、字だけにしてももう少し見栄えする表示の仕方がありそうな感じがする代物ではあった。
10巻以上続く作品が一斉入荷されたら、並び順が1・10・11・12・2・3……とかになっちゃってたりするカッコの悪さ。
よくわからないカテゴリ分けされてることも多かった。何でその作品がSFなんだよ、とか。

当然のことながら、見づらい。と思われていた。
私も、新刊リストで見落としたものを、後でたまたま検索で見つけたりしたこともある。


それとは別に、カテゴリ検索に「新着」というのがあって、そっちだと書影入り一覧表示ができた。
ただ、私にはページあたりの情報量が少なくて、少々鬱陶しい。
これはほとんど使ったことなかったな。



そこで今回の「入荷リスト」の改訂。
もしかすると、これまでの「新着」カテゴリの内容が出るようになっただけかもしれないけれど。


開くと、こういう表示になっている。
一見すると、書影付きになって見栄えがよくなったわけだが。

これがまあ、利用に支障があるレベルでダメだった。


上の画像は、開いた直後の表示。
これを、ずっと下にスクロールし続けると、こんな表示になる。



すべてを一括で読み込んでしまうんじゃなくて、ページ下端までスクロールすると逐次追加読み込みされるようになっている。Twitterみたいなやつね。
これが、前から重いReader Storeのことで、追加読み込みが引っかかってやたらと待たされることがよくある。
長いと1分くらい待ったりする。スムーズにいっても5秒くらい。
(但し、今うちの回線は1Mbps以下なんで、スムーズに行って5秒というのは、回線が良ければもっと縮まるかも。でも分単位の待ちは向こうのサーバーレスポンスの問題だろう)

それほど大量に一気に読み込むわけではないから、送っては待ち、送っては待ち、かなりテンポが悪い。


また、表示されている書影の行ごとの間隔がやたらと長くなっている。
雑誌やアンソロジーなどで、著者欄に何人も書かれて無闇矢鱈と長い本がたまにある。
そういうのが出ると、それを表示しきれるように行間隔が変更され、すでに表示している部分を含めてすべて行間隔を伸ばしてしまう。
それで、表示がこのように間抜けになる。
さらに、読み込み・再表示が行われた直後に表示位置が飛んで、今まで自分がどこを見ていたか見失う。


そして最悪なことに、表示冊数が増えるほど、どんどんブラウザが重くなっていく。
多い週で2000冊以上入荷するのに、ざっと500冊くらいで目に見えてスクロールが遅くなる。
こちらの環境は、chromeにCore i7-3517Uとメモリ4GBだ。
電子ブックストアの新刊リストを表示させて重いというのを、スペック不足に帰するほどプアな環境でもないように思う。

多くなれば重いなら、絞り込みで一度に表示する数を減らせればいいのだけど、絞り込みが大雑把すぎる。
画像にも出ているけど、全部で1500冊ほどあって、コミック500冊・雑誌100冊・書籍900冊の3つしか絞り込み範囲がない。



つまりは、壊滅的に一覧性が悪くなった。
見るのに時間ばっかりかかる。

これ作った人、使ってみて使いづらいと感じなかったんかな。
あるいはもう、「書影付きじゃないとカッコ悪いから付けろ」と上から強要されて、こうするのが精一杯だったのか。


まあこんな言い方すると装丁の方に悪いのだけど、そもそもこんな小さな書影は、情報としてどれほど役に立つだろうか。
コミックにしても、絵の好き嫌いを判断できるほどの大きさには見えない。
書籍、特に決まったフォーマットの表紙になっている新書なんか、最初からタイトルと著者名しか書いてないわけで、それならテキストでよくないか。


「今後の配信予定リスト」は、過去の入荷リストに似た表示なのだが、こんな内容。
確か、過去の入荷リストだと、対応端末の表示がなくて、もう少し窮屈に表示されてたかな。
いずれにせよ、これで十分だと思う。
少なくとも、ざーっと見るのは圧倒的にやりやすい。



というか、入荷リストにしても検索にしてもカテゴリ表示にしても、書影なしのリスト表示モードがあればいい話だし、それが実装されてないのがいかんよなあ。
私の感覚だと、あって当然なのだけど……

サーバーのレスポンスがもっと良ければマシになるけど、Reader Storeが重いのはもう何年も前から、それこそ私がPRS-T1を買って以来ずっとだから、サーバー増強する余力もないんだろう。

せめて、絞り込みをもっと細かくできれば、大量に表示させてブラウザが重くなることだけは回避できるのに。
どっちみち私がハーレクイン買うことなんてないんだし、多少は時間ロスも減らせるし。


しかしほんとこれ、現状のだと、本当に新刊チェックをやってられない。ひどすぎる。
このままじゃ、Reader Storeから買うのやめてオール自炊にしてしまうぞ。

ぷららモバイルLTE定額無制限プランを主力回線にする

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blogタイトルを変えたとおりで、大和国に引っ越しました。

割といい年なのに機会を逃してずっと実家ぐらしだったもんで、今回一人暮らしも初めて。
だからいろいろ要領の悪いことばっかりやってるわけですが、それは後にして。

我々ネットなしでは生きられぬ人間は、まず回線がないといけない。

●前提

しかし、借りてるのが一軒家。(ひとりなのに)
マンションとかなら部屋まで来てるから契約だけ、とかで済みそうなんだけど、一軒家となると、どんな線がどこまで来てるかよくわからん。

それに、実は父親が某通信会社系列に勤めてるもんで、実家のネットワークと携帯電話はいつもそこのサービスで事実上固定。
選択から設置、設定まで全部勝手にされちゃって、私が口挟む余地が全くなかった。
おかげで私、選定からやった経験がない。


で、何か引くにせよ引かないにせよ、開通まで空白期間ができるのは確実。
よって、引っ越してからしばらく、前から使ってるモバイルルーターと、OCNモバイルONE 70MB/日プランのMVNOで一時しのぎ。

でも、PCで70MBは一瞬で終わってしまう。
プラン変更といっても、最大で4GB/月。
週末に持ち出すタブレットだけ、とかなら十分だろうけど、毎日PCで使って月に4GBとか足りるわけがない。


どうしたもんかー、と思えば、ぷららモバイルLTEの方に、3Mbit/sの速度制限で、そのかわり通信量での制限がかからない、というプランがあった。月額3000円ほど。
3Mbit/sだったら、初期のADSLくらい。
どうせ相手サーバー側の速度もあるんだから、数字上の速度は100Mbit光の1/33だけど、実効速度としてはそんな差にはなるまい。
贅沢いわなきゃ足りるんじゃないか?

また、ダメで結局光ファイバーなりを引くことになっても、外で使うのによさそう。
私は電話会社回線のスマホ持ってないし、持つ気もないので、どっちみちMVNOの回線はひとつほしい。


そんなわけで、注文。


●注文時

注文はふつーにネットから必要事項を登録するだけ。

ただ、私の持ってるモバイルルーターNI-760S(過去記事)はいわゆる標準SIM なのだけど、ぷららでは標準は提供しない。microかnano。
まあ、でんでんタウンでmicro SIMを変換するアダプターを買ってきて解決。

発注したら翌日には発送されていた。


私の場合は、もうモバイルルーターがあるから初期費用は手続料金だけ。
なかったら、セットで割引してくれるキャンペーンをやっていた。


●速度

自宅では、LTEの電波はやや悪くアンテナ2本。3Gだとアンテナ4本フル表示。
それでも一応、LTEのほうが速いかな。LTEで800Kbpsくらいは出る。3Gだと500Kbpsくらいだったかな。

持ちだして電車に乗っちゃえば、電波が強まって3Mbpsきっちり出る。


とはいえ、ぷらら無制限の実効速度って、ユーザー増加と回線増強のタイミングで良くなったり腐ったりと波があるという話。
今後上がるのか、まだ下がるのか、現時点では不明。

まあ、この程度の速度であっても、画像一枚が一瞬で出るか、上から表示されてくるのが追える(場合もある)か、というくらいの差でしかないので、さしあたりは十分か。


●ひかりTV

契約に、ひかりTVエントリープランの利用権も含まれていた。

こんなん使えるんやろか、と思いきや、案外大丈夫な感じ。
多分500kbpsくらい出てれば足りる。画質はそれなりだけど。

もっとも、それほど見れる番組が充実してるとはいえないか。私が見る番組が偏ってるってのもあるだろうけど。


奈良県ではサンテレビ・KBS京都とも入らないので、UHFアニメに弱い。
今期でいうと「艦隊これくしょん」とか「アイドルマスターシンデレラガールズ」、あとは「実在性ミリオンアーサー」が映らない。
なんとかネットで補えるといいのだけど……

ニコニコ動画とかバンダイチャンネルとか、ネット動画を幾つか試してはみたものの、やっぱり回線速度が頼りなくて厳しい。
ニコ動の場合はサーバー側な感じもあったけれども。
バンダイチャンネルの方は、多分ちゃんと3Mbps出る場所でなら、という雰囲気。うちの実効800Kbpsだとわずかに回線負けする感じ。


●DNS

使っていて、なんか遅いことがあるなー、と思えることがあった。
通信速度はともかく、レスポンスが悪い。

そんな時に、Chromeの表示をよく見ていると、「ホストを解決しています」で待ちが入っていることが結構ある。
もしかしてDNSサーバーが鈍いんじゃないかと思い、GoogleのパブリックDNS (8.8.8.8 / 8.8.4.4)に設定してみると、結構体感速度が上がった感じ。
自動設定されるぷららモバイルのDNSよりは、Googleのほうが速そう。


●データ通信量

2月8日昼から14日昼までの6日で、4.42GBになっていた。
そんなにガリガリダウンロードしたつもりはないのだけど……

別に、この程度の量では制限などはないみたい。
やっぱりPC用に数GB程度のプランじゃダメだなあ。


●まとめ

21世紀になった直後、初めて「ぶろーどばんど」とかいってやってきたフレッツADSLが1.5Mbpsで、実効速度が3~400Kbpsだったもんだけど、それを思い出すような速度感。
実際の速度は今回のほうが速いけど、以前のADSLは64kbpsのフレッツISDNから乗り換えだったから、感動的に速かったもんだけどね。

今となっては、遅いといえば遅い。
けど、リアルタイムな通信速度が求められるのは動画くらいのもの。
動画にしたって、あまり高画質なのが無理なだけで、画質を下げれば十分見られる。
私は元々あまり見る習慣がないから、特に問題にはならない。

ある程度速度がないと、ウェブが重くなってる現代ではブラウジングすら苦しいけど、3Mbpsあれば概ねOKだと思う。
200Kbpsで画像の多いページを表示させて、読み込みきれずにタイムアウトする画像ファイルが出ちゃうのは、まあ仕方ない。
けど、実効800Kbpsくらい出ていてそうなるほど画像が重いウェブサイトがあるなら、それはサイトのほうが悪いと思う。
私が使う範囲だと、使いものにならないほど重いサイトはなかった。

大きなファイルのダウンロードは、現実的に待てる程度の範囲でダウンロードできればよい、と割り切りが必要か。
実効800Kbpsしか出てない状態で、100MBのファイルを落とすのに必要なのが、1000秒=16分20秒ほど。ちと苦しいが、他のことやってりゃ終わるだろう。
実効3Mbps出てる状態なら、5分弱。
とはいえ、Windows 7のサービスパックで500MBくらいあるはずだから、たまに苦しいタイミングは生じてしまいそうではある。
こういうのは寝てる間に仕掛けて朝にとか、出勤前に仕掛けて帰宅してとか。

家のPC用回線としては、下限ギリギリに近いプアさではある。


メリットとしては、モバイルルーターと一緒に、回線ごとそのまま持ちだして外でも使える。
ひとり暮らしなら、家にいなくなれば回線もそこになくてよくなるから、回線ひとつを自分で持ち歩く合理的な使い方ができる。
そうなると、通信量による規制がないのが強い。

SMSつきプランのぷららSIMを、テザリングできるSIMフリースマホに入れて、電話は050+あたりのIP電話にしちゃえば、ひとつに全部まとめられる。
これで荷物が減り、量も時間も場所も気にせず、しかも安く使える。
経済合理性はなかなかのもんじゃなかろうか。

ウィスキーの話

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 私はけっこう前からウィスキー好きであった。
 しかも友人にもウィスキー好きが多かったり、知人がニッカウィスキー関係者だったり、バーのマスターがいたりと、環境的にもウィスキー充といえよう。

 なので、NHKの連続テレビ小説「マッサン」は、制作発表の頃から期待しまくっていて、今も毎日楽しみにしている。
 マッサン効果で、そこらじゅうでウィスキーの売り場が拡大され、多分売上も伸びて、メーカーがあてこんで出してくる変わったアイテムが並んだりと、好きな人には楽しい事態になっている。
 その代わり、いろんな国産ウィスキーが売れすぎて出荷制限掛かってるとか、そんな話もあるのだけど。

 このblogでも便乗してみよう。


 ウィスキーを飲むなら、なにかこう、カッコよく飲みたい気はする。
 しかしあいにく私にはまだまだ、かっこいいウィスキーの飲み方、なんてものを語れるような貫禄も円熟味もない。
 ひとがカッコよくウィスキーを飲む姿、というのもあまり見たこともない。

 サントリーウィスキー山崎蒸溜所の見学にいったとき、見学コースが終わった後に、ウィスキーのテイスティングコーナーがある。
 飲み屋ではなくメーカーの試飲だからか、本当に品代だけっぽい値段で、ハーフショット (0.5 oz = 15 mL)だけ出してくれる。
 これはもうウィスキーファンならたまらないサービス。

 そこに、定年過ぎてすぐくらいのおじさん四人組がいた。
 囲んでいるテーブルには、空いたグラスがぎっしり。
 こりゃかなり長いこと居座って飲んでるな、って感じだけど、それでもまだ、グラスをどんどん追加している。
 みんな完全にできあがった赤ら顔。
 酔った勢いもあってか、話し声も大きい。山崎蒸溜所は静かな山のふもとで、できあがったおじさんの笑い声がよく聞こえた。

 それを見ていて、まあその、居酒屋じゃないんだから、と、かっこ悪く思えたのも正直なとこではあった。
 しかしながら、気のおけない仲間とともに、あの自然の中で蒸溜所を背に、いいウィスキーをたくさん並べて片っ端から試す、というのは、そりゃ楽しいに決まっている。
 見場はともかく、最高の飲み方のひとつといっていいかもしれない。
 カッコいい飲み方と気分いい飲み方は、必ずしも一致しないようだ。


 私は普段、家でひとりで飲むことが多い。一番安上がりだし。
 別にカッコよくなく飲む。
 つまみもごくふつうのもの。スーパーで買えるようなチーズ、ミックスナッツ、ポテトチップスとか。
 ウィスキーも、まあたまに高いの飲むこともあるけど、普段はそんなに高級なものは飲まない。安くて美味しいのもいっぱいあるしね。

 ただ普通と少し違うというと、私はショットグラスじゃなく、ぐい呑みで飲むことが多い。
 お猪口だと小さすぎるのだけど、ぐい呑みはウィスキーをやるにもピッタリの大きさだ。


 このblogでも方々徘徊している通りで、私はあちこち遊びに行く。
 それで焼き物の里を訪ねたり、いい陶器店に入ったりしたら、そこでぐい呑み買ってくる。それがコレクション的にいっぱい集まっている。
 膳所焼の、ほぼ黒い中に光の加減で赤みが見えるような詫びた色合いのやつがあって、そこに琥珀色のウィスキーを注ぐのがなかなかにいい。これがお気に入り。
 信楽焼の、内側に白釉が施されたやつは、やっぱりウィスキーの色が映えるので、使用頻度は高い。写真のやつね。
 他にも丹波立杭焼とか萬古焼とか、奈良の桜井あたりで山辺の道をちょっと逸れたところにあった窯元で買ってきたやつとか、いっぱいある。

 大体ダブル1杯くらいの量だから、ちょうどよい。
 値段もほとんど数百円、作家モノみたいなのでも数千円くらい。
 小さいから集まっちゃっても困らないし、飾っておくというかその辺に並べておいても味がある。
 わざわざ陶芸の里なり陶器市なりに出かけたり、旅行先で見かけた陶器店にふらっと入ってみたり、手に入れるという行為にストーリーを付与するとなおよし。
 焼き物についての本とか読んでみるのもいい。柳宗悦の民芸運動の本なんかオススメね。数百円の雑器を楽しむことに引け目がなくなる。

 そんな数々のぐい呑みコレクションから、今日の気分と飲むウィスキーから吟味して……ということはなく、目についたやつを手に取る。
 で、ウィスキーを注ぐ。
 氷も水も入れないストレートで。
 ウィスキーは冷やしておいたりせず、常温で。

 私はオンザロックは好きでない。
 実のところ、あんまり酒に強くないもので、飲むときはちびちびゆっくりやる。
 しかしオンザロックをちびちびやってると、氷が溶けてしまってどんどんゆるくなってしまう。
 バーで大きな氷を使ってくれるならまだしも、家で小さなキューブアイスなんか使ってたらいよいよダメ。

 水割りも、あれは結構難しい。
 そもそもウィスキーによって、水割りへの相性がかなり違う。
 上手く加水するとより香りや味が引き立つようなものもあるけど、単に薄まって全然ダメみたいなものもある。
 かなり薄くしてしまっても耐えるようなウィスキーもあれば、ちょっと薄めにしたらすぐ台無しになるものもある。
 これだけ多種多様なウィスキーがある時代に、ウィスキー一本ごとにいちいち適切な加水量を追い求めながら飲む……というのもひとつの楽しみかもしれないから、そこに探究心が燃えるならいいかも。
 日本酒の燗酒に通じるものがあるかもしれないなあ。あれも、燗つけるのが合う酒合わない酒、ぬるめがいいのもあれば熱めがいいのもある、らしい。

 私はストレート派だから、器もぐい呑みでいける。水割りやロックだと別のグラスがいるな。
 そして注いだウィスキーの色を楽しみ……というのは、焼き物で攻めてる場合は、内側が白いのを使った場合に限られる。
 そういえば紅茶の世界では、白磁の器の中でもやや黄色っぽいとか青っぽいとかがあって、それと紅茶の色との相性を考えなければいけないとか。テレビの「美の壺」で見た。
 ウィスキーぐい呑み派にも、紅茶から理論を取り入れられるかもしれない。

 黒や赤の器であっても、無色透明な日本酒とは又違った、ウィスキーの琥珀色との兼ね合いが微妙な色合いを出す。
 内側が金箔張りなんてのを洒落で買ったこともあるが、これはこれでゴージャスげで面白かった。信楽焼だったんだけど、うっかり落として割っちゃったな、あれ。


 ああそうだ、ウィスキーの色といえば、部屋の電気はあまり青っぽいものにしないほうがいいと思う。ちょっと不味そうになっちゃう。
 蛍光灯とかLEDは、クール色じゃなくて昼光色で。
 いっそ電球色でもいいんだけど、趣味で絵を描く人とかだとさすがに問題があるか。

 部屋ごと電球色にしたくなければ、もちろん電気スタンドとかでもOK。
 暗い部屋で手元だけ電球色に照らして、ってのもそれはそれで趣がある。


 それから何か、雰囲気のある音楽。
 別にアニメ見ながら飲んでも何ら悪くないし、というか私もそうすること多いけど。

 YouTubeなんかを探すと、サントリーのテレビCM集なんてのがアップされちゃってたりする。
 ちょっとこの先、結構サントリーとニッカを比べてニッカを持ち上げるようなことを繰り返すからフォローするんだけど、CMのセンスってサントリーが抜群にいいのね。
 古く「人間らしくやりたいナ」から「少し愛して、ながーく愛して」、私の知ってる頃でも「恋は遠い日の花火ではない」「女房酔わせてどうするつもり?」といった名キャッチフレーズ。
 聞けば誰でも知ってるあの「夜がくる」なんて、ウィスキーに合わせるBGMにあれほど似合うものはなかなかないね。
 そういうわけで、サントリーのCMを見ながら飲む。ニッカとか飲みづらいけど

 そうでなければ、私は中島みゆきの、ロックに走る「ご乱心の時代」よりちょっと前くらい、アルバムでいえば「予感」とか「臨月」「寒水魚」あたりで。あるいはちょっと後の、「miss M.」か。
 「生きていてもいいですか」以前だと日本酒になっちゃうな。


 酒よし、つまみよし、音楽よし、さて飲もう……という前に、ウィスキーをストレートで飲むときはチェイサーをつける。
 強い酒をひとくち飲んで、続けて冷たい水を飲んだりすると美味いのだが、その水をチェイサーという。

 ここで、ちょっといい水を用意してもいい。
 別に、日本の水道だったら水道水でもいいと思う。
 ただ、チェイサーにすると、水のほうがより一層美味しく感じるから、おいしい水がより美味しくなるチャンスでもある。
 選ぶなら、エビアンとかコントレックスみたいな硬水よりは、軟水がいい。普通ウィスキーを仕込むのは軟水だし。
 ただグレンモーレンジというウィスキーは硬水で仕込むので、硬水を合わせる。

 チェイサーは別に水に限らず、炭酸水とかでもいい。
 コーラなんて線もあるようだ。ウィスキーのコーラ割りもあるくらいだから、セパレートしても別にいいんだろう。
 それでいくと、ウィスキーのコーヒー割り(アイリッシュコーヒーまたはゲーリックコーヒーというカクテル)があるんだから、コーヒーでもいいんだろうか。試したことないや。

 チェイサーの定義上は、ウィスキーよりアルコール度数の低い飲み物ならなんでもいいらしく、つまり酒でもいい。
 ビールをチェイサーにするのはわりとポピュラー。
 どっちも同じ大麦ベースのせいか、確かに相性はいい。変なちゃんぽんみたいな悪酔いするわけでもなさそう。
 ただまあ、私はそれほど強くないから、ウィスキー一杯ビール一杯でもういっぱいいっぱいになるけどね。

 ビールのグラスの中に、ウィスキーをショットグラスごと落としちゃうと、ボイラーメーカーというカクテルになる。
 韓国でも爆弾酒とかいってやるらしいのだが、爆弾酒はそのまま一気飲みするなんて無茶なもんらしいので、真似するのはビールにウィスキーを入れるとこまで。


 ウィスキーよし、つまみよし、チェイサーよし、と揃ったところで、やっと飲む。

 ウィスキーは、口に含んだ瞬間、口の中にある間、喉を通した後と、タイミングによって引き立つ味が違う。
 一気に口の中をスルーさせちゃうより、少し口に留める時間を作るのがいい。

 別に塩なんて入れてないのに、塩味みたいに感じるものもある。
 逆に、安い日本酒みたいに加糖したりはしていないのに、甘く感じるものもある。
 なめらかに喉を通って後を引かずにすっと消えるものもあれば、口の中ではおとなしいのに喉を過ぎてから香りが立ってくるものもある。

 「マッサン」で力説していたスモーキーフレーバーというのは、燻製っぽいというか煙臭いというか、そういう風味。
 どのウィスキーでも、ゼロではない。しかし強い弱いの差は非常に大きい。
 スコットランドのアイラ島という島で作られるウィスキーは、全般にスモーキーフレーバーが強烈。
 あまりにキツいと飲みにくい……はずなんだけど、不思議なもので、日本人は意外とキツいスモーキーフレーバーが好きらしい。
 飲んだことがなければ、いちど試してみてもいいかもしれない。
 アードベッグ、カリラ、ラフロイグ、ボウモアあたりが手に入れやすいかな。
 国産品だと、ニッカウィスキーのピュアモルト・ホワイトというのが、意図的にスモーキーにしたやつ。これは安くて面白い。


 ウィスキーを飲んで、しばらく味わったら、水を飲んで洗い流す。
 アルコールで熱くなった口の中が、一気に冷えてクリアになる。
 この水がやたらと美味い。

 チェイサー無しでウィスキーだけ飲んでると、だんだん口が慣れて味がわからなくなっちゃうので、一口ごとにチェイサーでリセットするのね。


 順番が後になっちゃってるけど、どのウィスキーを買うべきか。
 まあ味については、いくつか飲んでみて、自分の好みが見極められてこないと、なかなかベストな選択には到れるものではない。

 最初のうちは、とりあえず国産品を攻めればいいと思う。
 今や日本のウィスキーは、世界も認めるレベルだから、そんな酷いハズレはない。

 ただまあ、フルボトルで1000円以下のやつは、さすがにちょっと値段なり感がある。
 国産品で2000円前後も出せば、まずハズレなんてものはない。


 男子というのは、モノにまつわるストーリーに思い入れを持つ生き物だ。いや、もちろんそういう女子がいても大歓迎なのだけど。
 そういう意味では、日本のウィスキーを起こした男たちというのが、いちいちドラマチック。
 だから、メーカーやブランドに思い入れを持つための材料がゴロゴロある。

 ニッカウィスキーの竹鶴政孝については、とりあえずいままさに「マッサン」をやってるし、本も色々出ている。最近出たのは雑な便乗本もあるかもだから、過去に書かれたものとか、マッサン本人の自伝とかに当たるといいかもしれない。

 サントリーの鳥井信治郎についても、「マッサン」で袂を分かってからの歴史がある。
 これもまた色々本があるんだけど、元々サントリーのコピーライターなどをやっていた作家・開高健が書いた「青雲の志について―鳥井信治郎伝」が面白かったな。
 時系列すらバラバラで、鳥井信治郎の一生を知ろうとするには適さないんだけど、開高健が目の前で見た鳥井信治郎という男の魅力をそれはそれは痛快に描く。

 また、ちょっとマイナーになっちゃうけど、マルスウィスキーの岩井喜一郎という人もいる。
 竹鶴政孝を摂津酒造(ドラマの住吉酒造)に入社させ、スコットランド留学に送り出し、そして伝えられたウィスキー製造法を受け取った人物。(「マッサン」にもそれらしい専務がいたけど、彼がそうだろうか?)
 本など出ているかどうかわからないんだけど、マルスウィスキーのサイトにある程度情報がある。追求するのも面白いかも。

 それから、イチローズモルトというブランドが知られる、ベンチャーウィスキーの肥土伊知郎。
 一時期、各地の日本酒蔵元でウィスキーを蒸留するのが流行った時期があった。
 東亜酒造という会社でもウィスキーの製造を行っていたのだけど、その創業者の孫として生まれたのが彼。
 ウィスキーを作りたくてサントリーに入ったのに、学歴でハネられて携われず、退社して実家の東亜酒造に入ったら経営危機で蒸溜所が売却され、売却先はウィスキーやる気なし。原酒も引き取り手がなければ捨てるぞ、と。
 しかしそこから踏ん張って、原酒を引き取ってくれる会社を見つけ、資金を集め、ウィスキーを商品化したのがイチローズモルト。
 これが世界的に高い評価を得た大逆転劇。
 それで終わらずに、ついに自らの蒸溜所を建てて製造を始めた。
 それが2008年のことだから、そろそろ新蒸溜所で作られたウィスキーが市場に出始めている。


 でまあ、脱線から帰ってくると。

 私はどっちかというと、ニッカウィスキーが贔屓。

 「マッサン」では、商売のことを考えて日本人の口に合うものをという鴨居の大将と、スモーキーフレーバーを効かせた本格的なスコッチウィスキーをというマッサンとが袂を分かつことになった。
 このへん、その方向性の差が21世紀の今でも、サントリーとニッカの間で未だに続いてる。
 ふたりとも間違っていなかったことが、今、明らかに証明されてるわけ。

 サントリーオールドを飲んだら、確かによくできた味で、昭和の時代には憧れの高級品、今は国産ウィスキーの王道、という感じがしてくる。
 どこから見ても欠点がない、誰が飲んでも美味しいといいそうな味。鴨居の大将も、これなら絶対売れるというんだろうなと。
 サントリーは商品ラインナップもすっきりしていて、価格の差はあっても、その価格なりに王道をいくようなつくりをしている。

 一方でニッカウィスキーの製品は、竹鶴とかスーパーニッカみたいな王道っぽいものでさえ、サントリーのものより少しクセがある。
 まして、何らかのコンセプトを持って作ってるウィスキーは、かなりすごい味のものがある。
 そういうコンセプチュアルなものが色々あるおかげで、製品ラインナップも、サントリーより数が多く幅が広い。

 何かこう、もしかすると年をとったら、いつもオールドだけ飲んでる、変化しないことを楽しむのがいい、みたいな境地に達するのかもしれない。居酒屋探訪家の太田和彦氏がそんなこと本に書いてた。
 しかし私はまだ若造であるからして、何が飛び出してくるかわからんようなニッカの面白さのほうに気が向いてしまうな。


 ニッカの中でも私が特に好きな一本といえば、フロム・ザ・バレル。
 ウィスキーは複数の原酒をブレンドして製品にするもんだけど、これは、一度ブレンドしてからもう一度樽詰めして熟成期間を置く、一手間かかったウィスキー。
 度数が高いこともあって、味わいがすごく重厚なの。濃いとか強いでもいいんだけど、やっぱり重厚ってのがぴったりくる。
 これが、ちょっと少なめの500mL、四角い瓶に、きちっと収まっている。
 ニッカって瓶の趣味もいいんだけど、ただの四角い瓶とシンプルなラベルが、この重厚な濃い色のウィスキーにしっくり似合う。
 ただ惜しむらくは品切れになりがちなウィスキーで、下手にネット通販とかで買ったらボられることがあるから注意。2000円ちょっとで買えちゃうもの。

 フロム・ザ・バレルは初心者向けとはいいにくいので、慣れてないうちに飲みやすいのを、ニッカから特に選ぶとしたら、今なら手に入るハイニッカかな。
 ハイニッカって安物なんだけど、ボトルで500円きっかりの値段、酒税法で定める二級ウィスキーとして許される中身、そういう限界を突き詰めて、最大限美味いものを出そうとして送り出されたウィスキーだった。昔は大ヒットした。
 マッサンは酒豪なもんで、一日一本ウィスキーを飲んでしまうような人だったらしいけど、そんなペースで愛飲していたのがハイニッカだった。

 もっとも、酒税法が変わって「税金が安くできる二級ウィスキー」というものに意味がなくなったり、全体的に安くなって、かつての高級品だったスーパーニッカでも2000円くらいまで下がったりと、状況が変わった。
 最近はハイニッカの居場所がなく、店に行ってもなかなか売っていなかった。
 それが最近、マッサン効果か、ハイニッカがまた店頭に並ぶようになった。

 今のハイニッカ、これが飲んだら、不思議に甘い。
 もちろん、安い日本酒みたいに糖分を加えるようなことはしていない。
 口当たりが柔らかくて、優しく飲みやすい。ウィスキーらしいコクや風味も、甘さとともにちゃんとあって、ただ飲みやすいだけのものでもない。
 これはたった1000円程度ってのは安い。正直、1000円のウィスキーはただストレートで飲んでも厳しいのが多いけど、ハイニッカなら十分ストレートに耐える。


 サントリーだと、やっぱりオールド。王道。
 それから、高級品ほど美味しいというわかりやすいラインナップ。

 「響」なんてさすがの完成度。まっすぐ王道を行く美味しさ。
 シングルモルトウィスキーも、「山崎」「白州」ともに美味い。
 私は白州が特に好きだな。スモーキーなのにさっぱり爽やかな味わい。ハイボールも美味しくて、なんか昼間からでも、真夏でも気持ちよく飲めちゃう。
 ただ、どちらも、「○○年」と年数表記があるやつがよかった。最近、年数表記のない廉価品が出たんだけど、なんかちょっと物足りなくて煮え切らない感じが。
 ニッカの「余市」「宮城峡」にも年数なしがあるけど、やっぱり物足りない。


 マルスウィスキーは、買える場所が限られるけど、「岩井トラディション」は美味しかった。
 なんば高島屋の洋酒売り場に、ウィスキー通の店員さんがいるんだけど、彼が褒めているのを信じて買ったらまあ、2000円って味じゃないってくらい。
 販路限定商品らしいから、何処でもは買えないのが難しいとこだけど、見つけたら買って損はない。



 舶来モノは、なにせ相手が世界なので幅が広い。
 多分海外の蒸溜所にも、それぞれ波瀾万丈の歴史があったりとかするんだと思うけど、あいにく私は調べ切らなくてよく知らない。

 私の知ってる銘柄ごとのエピソードをいくつか紹介すると、スコッチウィスキーのオールド・パー(Old Parr)。
 1873年に岩倉具視の使節団がヨーロッパから持ち帰った、日本に初めてやってきたウィスキーだという。
 昭和日本のドン・田中角栄や吉田茂も愛飲していたというほどで、昭和の頃なら目ん玉飛び出るような高級品だったんだろう。
 立花隆「田中角栄研究」を読みながらオールド・パーを傾けて角栄気分に浸る、なんてのも乙。
 未だにそこそこ値段は高いけど、やはり今でも美味しいので、味だけでも損はなし。

 それから、バーボンウィスキーのオールド・クロウ(Old Crow)は、松田優作が愛飲した。
 今となっては安いバーボンなのだけど、松田優作を引き合いに出すと、ちょっとした贈り物とかに便利だ。
 味は、まあ普通のバーボンっぽいバーボンってくらいだけど。

 優作といえば「野獣死すべし」「蘇える金狼」、といえば大薮春彦だけど、彼はシーバスリーガルだったそう。

 有名人の愛飲ウィスキーエピソード集として、「ウイスキー粋人列伝」という本が出ていて、これも面白い。

 角栄や松田優作もそうだけど、当時なら高級品でとても庶民に手が出なかったものが、今なら簡単に買えちゃう。同じものを楽しむのは簡単。(当時と味が変わってるんじゃないかというのはさておき)
 ただ、白洲次郎の真似は困難。
 友人の英国貴族がプライベートに持っているウィスキーを、樽で送ってもらって楽しんでいた、なんて話でハードル高すぎ。さすが風の男……


 他に個人的に好きな銘柄を挙げておくと、スコッチだとやっぱり、上の方で書いたアイラ島のシングルモルト。
 中でも私が好きなのは、カリラ(Caol Ila)とアードベッグ(Ardbeg)。
 ほんとにすごい味するんだけど、一度はやっておきたい。三度やってハマったら何度でも。

 私はなんというか、スコッチの場合はあまりライトなやつは好きじゃないみたい。
 完全に好き嫌いの話で、質が悪いと貶めるわけじゃないのだけど、カティーサーク(Cutty Sark)とかは、どうも物足りなくて苦手だな。

 ところが不思議なもので、私はバーボンだとライトなやつが好き。
 エンシャント・エイジ(Ancient Age)っていうのが、実にライトで気持よく飲めちゃう。
 その上級品にエンシャント・エイジ10スターというのがあって、こっちはもっと深みがあるけどやっぱり飲み心地が良い。
 エンシャント・エイジはラベルに「Ancient Age」だけだけど、10スターは「Ancient Ancient Age」と書かれているから、それぞれ2Aと3Aと呼ばれたりもする。

 あとはフォアローゼズ(Four Roses)かな。
 特にブラックラベルがいい。日本専売らしいんだけど、日本人向けの作りなんだろうか。
 ハイボールにしてもよくって、何か名前通りに薔薇の香りでもつけてるのかと思ったような、甘い香りが立ってくるの。
 私がウィスキーを色々飲んでみよう、と思うようになったきっかけのウィスキーが、フォアローゼズ・ブラックラベルだった。


 スコッチにせよバーボンにせよ、そのブランドの下から2番めの値段のやつを買うと、ハズレをつかみにくい。
 国産にもその傾向はあるんだけど、下っ端とひとつ上だと、ずいぶん違いがある感じ。
 特に下っ端が1000円ちょっとしかしないようなのは注意。あんまり美味くないの多い。
 メーカーズマークみたいに、下っ端から2000円するのは全然問題ない。メーカーズマークは定番で美味いね。

 バーボンの1000円ちょっとは、エンシャント・エイジとかジムビームみたいにいいのも多いんだけど、でもハズレはある。
 全般にバーボンは、安くて美味いのが多いから、いい銘柄を見つけられたら嬉しい。慣れてきたら探求するといい。


 また、スコットランドのスコッチ、アメリカのバーボン以外には、カナディアンウィスキーとアイリッシュウィスキー、それから日本のウィスキーを入れて5大ウィスキーなんていわれたりもする。

 その5大産地以外で、なんと南アフリカ共和国でもウィスキーの製造が行われている。
 私が知るかぎりで、ハリアー(Harrier)というのと、スリーシップス(Three Ships)というのがある。他にもあるかも。
 スリーシップスはボトルで買ったことがあるんだけど、意外に……といったら失礼だけど、まったくいい加減なもんじゃない、ちゃんとしたモノだった。聞けば1977年からの歴史があるとかで。

 他にドイツやインドでもやってるみたい。買ったことはないけど。
 タイのは、あれはちょっとウィスキーとは別のものかな……。

 珍しいものを見かけたら、試してみるのも一興ね。すごいハズレもあるだろうけど。
 一度飲んだことがある台湾ウィスキーは、ハズレというか、なんかすごかった……。



 とまあ、私以上のウィスキー通なんてなんぼでもいるのだろうけど、恥ずかしげもなく長々語ってしまった。
 なんかこう、ビールなら、銘柄と味にこだわる人くらいはいくらでもいると思うけど、それでも基本的には、誰かと語らいながら飲む酒じゃないかと思う。
 でもウィスキーの場合、ひとりで飲むことが多い酒な分、ウィスキーについて語りたくなるようなところがある。
 それはつまり、飲み始めてからの楽しみが幅広いんだろうな。

Scansnap S300からES-D350に買い替え

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 先日、長年愛用していたScansnap S300を手放した。

 Amazonで買ったので注文履歴をさかのぼってみると、買ったのは2009年12月だった。
 4年と2ヶ月ほどの間に、実に30万枚近くスキャンしたので、我ながらよく使い込んだ。
 廉価モデルのはずなのだけど、これだけ使い倒しても概ね性能を維持していて、想定をはるかに飛び越えた耐久性を持っていた。
 なので、友人に譲り渡した。まだ使われる。

 スキャン速度の遅い廉価モデルなのはわかってたし、単に新古品が15000円で買えたから、「そもそも自炊などというめんどくさいことを続けられるか」というテストのために買った面があった。
 だから、自炊が続くなら高速モデルに切り替えよう……というつもりだった。
 そのテストが4年続いてしまったけれど。


 S300の後は、EPSONの旧機種ES-D350が安売りされていたので、それに乗り換え。
 これも2012年発売の古いもので、いまさらにも程があるんだけど。


●Scansnap S300 30万枚使用後の状態

 これだけ使えばどこか壊れてきそうなものだけど、破損らしい破損は一点だけ。


 イメージセンサーの画素落ちが出たようで、スキャンに真っ直ぐな細い線が入ってしまうところがある。裏にも表にもある。両面とも1、2ヶ所程度。
 紙くずやホコリを噛んで、それが線のように写り込んでしまうことはよくあるんだけど、それとはまた違うっぽい。掃除しようが何しようがずっと、確実に同じ場所にくるので。

 給紙関係はモーターとメカがあるから、劣化してきそうな部分なのだけど、そうでもなかった。
 もちろん、減りモノの給紙ローラーとパッドは何度も交換が必要だったけれど。

●消耗部品の実際

 S300系の消耗部品は、上位モデルのS500系に比べてかなり寿命が短い。

 特に顕著なのがパッドユニットで、公称1万枚で交換とある。
 とはいえ、実際はもっと持って、2万枚くらいまではなんとかなった。
 私の自炊用途では、A4をスキャンすることは稀で、B5や文庫・新書などが多かった。寿命設定はA4で1万枚なのかもしれない。

 ただまあ、こんなゴムとプラバネの組み合わせみたいなもんに1回1000円かー……という気持ちはあった。うん。
 使い込んで薄くなってきたら、ゴムの裏側にカサ増し材を入れて寿命を延ばせた。
 私は2mmほど厚みがある両面テープを、本体側の面だけ貼り付け、パッド側面には剥離紙を残したままにして利用した。
 これで寿命がプラス5000枚ってところか。

 ピックローラーは、確か15万枚くらいで一度、とりあえず交換しておいたはず。
 パッドユニットの劣化による給紙不良は何度も見たけど、ピックローラーの方が原因らしいのは結局見ることがなかったな……


●速度・スキャン性能

まあ、S300系が超遅いのはわかっていたことで、300dpiでA4をわずか4枚/分でしか読めない。
 自炊だと、スキャンする原稿は大抵はA4より小さいので、もう少し速いといえば速い。
 それでも遅いけども。

 単純計算で、A6版の文庫本をスキャンすると8枚/分。200ページあると、12分ちょっとかかる。
 小細工して、横倒しにスキャナーかけると、9分ちょっとで済むようになる。
 横倒しにスキャンされるが、文字の本を読ませる分には自動向き補正が優秀なので、おおむね正しい向きに直される。
 コミックなどの場合は、自動向き補正を使わずに読ませ、後処理で向きを変えたほうが確実。

 でもまー、このスピードのスキャナーを30万枚使った私は、かなりの変人だろうなあ。
 田舎のハードオフで、S300とかS1300が売られてるのが目に入ったことがあるんだけど、多分自炊やろうとして安いの選んで挫折した人の夢の跡だろう……。


 ただ、遅いなりにスキャンは正確にされていた。
 紙サイズの自動認識はまず失敗しない。これ、当たり前かと思ったら、ES-D350は全然ダメで……。
 多少斜めに給紙されてもまっすぐ補正してくれる。これは、オプション設定の「傾き補正」とはまた別に処理されているよう。


 重送検知がないので、紙質次第で重送は起こってしまう。
 漫画雑誌のような悪い紙質のものや、あるいは電撃文庫なんかに稀にある、紙質が良すぎて表面がサラサラすぎるものなんかで重送しまくる。
 特に消耗品が減ってきているともう顕著。

 ハード自体の給紙力は、ES-D350のほうが上かな。
 多分S300は、低回転の弱いモーターで給紙してるから、パッドで紙を1枚だけ抜く力を弱くせざるを得ず、摩擦の強めの紙だと分けられない……みたいなことだと思う。

 また、引き込むパワーが弱い分、紙の横幅ガイドがかなりゆるゆる。
 ガイドがキツいと、給紙時に抵抗になってしまうからだと思う。
 おかげで、複数枚ほどセットして読ませていたら、ちょっとページが斜めに入ったせいでガイドが押されて開き、そのせいでますます斜めになりやすくなって……と、悪循環で、どんどん紙が傾く。


 それから、コンパクトモデルなので、排紙トレイが省略されている。
 なので、100円ショップでA4版の書類バスケットを買ってきて、その上にS300を設置するとよし。紙が散らばらない。


●EPSON ES-D350ファーストインプレ

デ……デケェッ!

 S300は廉価モデルでかつコンパクトモデルでもあったんだけど、ES-D350は大きい。重量も5キロくらいある。
 Scansnapの上位機種も大きめだけど、ES-D350のほうが大きいな。


 ハードウェアは、それなりにしっかりした造り。
 消耗品以外は、公称30万枚の寿命があるらしい。

 でかいだけに、一度に給紙トレイに置ける枚数もたっぷり。排紙トレイもたっぷり。
 本一冊を、大体2分割か3分割程度でいける。楽!


 セットアップして、軽くスキャンしてみると、こいつは速い。
 Scansnapの現行モデルiX500でも25枚/分のところ、ES-D350は旧機種ながら20枚/分(300dpi)。
 今までのS300の5倍のスピードだよ。

 モーターのパワーがあるらしい分、給紙ガイドがゆるいなんてこともなく、力強くどんどん吸い込んでいく。 
 これはなかなか良さそうかな、と思わせる。

●いまいちなスキャン結果

でまあ、スキャンして上がりを見ると、えー、って感じであった。

 S300ではほとんど発生しない、紙サイズの誤認識が頻発。
 大きめに誤認して、余分な余白がページ外周に追加される。
 この誤認の発生率が恐ろしく高くて、3割くらい間違える。

 で、どうも一連のスキャンの最初の1枚で誤認すると、後続のページに対してすべて同じ大きさを決め打ちして全滅させる。一枚ごとにサイズチェックしたりはしていない。
 複数サイズ混在の原稿は、Scansnapはできるけど、これはできないようだ。

 まさか、Scansnapでは考える必要もなかった紙サイズ認識なんてところで、ここまで精度が悪いなんてちょっと想像外。
 私は最終的に電子ブックリーダーで読みやすい形に整形しなくちゃいけないので、無駄な外枠がついてるなんて状態では都合が悪い。

 ただまあ、紙サイズの手動設定は可能。
 元の版型サイズから、裁断で切り落とす分を考慮して少し小さめに設定して、プリセットとして記憶しておき、スキャン時に選ぶ。
 手動設定する分には、まあ問題ない結果は得られる。


 また、しばしばスキャンが曲がる。

 これは横倒しでスキャンしているので、センサーは画像に対して横方向に走ったはずだけど、なぜかこのような歪みが出る。
 給紙が斜めに滑ったとか、そういう画像歪みはScansnap S300にもあったんだけど、これは多分、給紙滑りでは説明つかないような歪みだと思う。
 
 今のところ解決法もまったく見えてなくて、頻度も高い。
 「保存用データとしてできるだけ綺麗にスキャンしておきたい」という考えの人なら、「何が自炊向けスキャナじゃボケぇ」と投げ捨ててもおかしくないと思うな……。
 私は「電子ブックリーダーで読むためにスキャン」が第一だから、読めりゃいいので大目に見るけれど。


 それから重送検知機能は、ちと誤動作が多い感じ。
 本のカバーみたいな、折りグセ・曲がりクセがついてるものは確実に重送だといわれる。まあこれは仕方ないんだけど。

 まんがタイムKRコミックスみたいな、やたらと上質な分厚い紙を使ってるやつが誤認識の嵐。
 重送検知の設定で紙厚を指定できるけど、「標準」か「薄い」しかない。
 まあ、KRコミックスの紙質なら、重送検知切っててもまあ、ダブルフィードはしなさそうだけど。


 で、重送検知で止まった時は、慌てずにPC上のソフトウェアが「重送検知しました」というまで待つべし。5秒くらい。
 慌ててすぐスキャナを開けてしまうと、ソフトウェア側は重送検知じゃなくてハードエラーだといってくる。

 これに関係あるかはわからないけど、時々ソフトウェアの動作が怪しくなる。
 スキャナを認識できなくなって起動できなくなったり、通常通りスキャンをしているような顔をしていながら、ファイルがまったく保存されていない状態になったり。
 このへんは、重送検知時にすぐスキャナを開けてしまう、ということをやらなくなってからは、あまり起きなくなった気がする。


 スキャンオプションは、アンシャープマスクだけはオンにしたほうが私好みの結果になる。
 Scansnapにおける「文字くっきり」は、シャープネス強め・コントラスト強めに処理して文字が読みやすくなる効果がいい感じに効いたけど、こっちの「文字くっきり」は、なんかシャープネスやりすぎでジャギー出るみたいになった。

 また、Scansnapでもそうしてたけど、文字原稿・モノクロ原稿であってもカラースキャンするようにしている。
 これは単なる私の趣味だけど、ScansnapでもES-D350でも、モノクロスキャンはちょっと、あまり良いスキャン結果とは思えず。


●ES-D350の良い点

さすがEPSONというか、発色はいいように思う。
 Scansnap S300だと、全体的に、紙を見ている印象よりだいぶ淡い感じの色でスキャンされていたけど、こっちは割と見た印象に近い。
 S300のときは、文字原稿とカラー原稿でいちいち設定変えながらスキャンしてた。

 あとはー…………安い。うん。
 ScansnapのS1500なんか、旧機種でもそんな値崩れしてないし。


 まあ私としては、S300より圧倒的に速い、ということは大きな価値。
 正直かなり不満はあるけれども、速いから我慢しようとは思う。安いし。


●まとめ

まあ、私なんか30万枚もScansnap使った後だし、いわゆるPCスキルは高い口だから、少々トラブってもスキャン結果がダメでも、適当にやれる。
 でも、これを初めての自炊のための最初の一台に、とかいうのは、ちと苦しいかもしれないな。
 「接続してオート設定でスキャンボタンを押したらまともな結果が出る」というのは、ES-D350で実現できているとは言いにくい。Scansnapなら実現できてる。

 買い替えて知る、Scansnapのクオリティの高さか。
 まあ、EPSONも新機種でもっと良くなったりしてるかもしれんけどね。

2015年に松下電工の製品を買った話

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大阪から大和高田に引っ越してきて2ヶ月ほどになる。
家賃が安いのをいいことに一戸建て借りているのだけど、さすがに安いだけあって、リフォーム済みとはいえ築45年で、色々作りが古いところもある。
それでも広すぎるくらい広いのは快適だけどね。

で、現在4部屋+台所があるうち、2部屋にまだ電灯すらついていない。
というのも、天井の造りが古すぎて、シーリングライトが付けられない部屋があったりする。
また、電灯の壁スイッチもないので、下手なもの買ったら消灯不能になる。





これが居間の天井なのだが、部屋の中央に向けて角度がついている上に、梁まで通っていてもう完全にシーリングライト不可。

で、ペンダントライトを探していたのだけど、最近の照明売り場はLEDシーリングライトに占拠されていてペンダントライトが少ない。寝室用のおしゃれペンダントしかない家電量販店もあったくらいで、ああいうの高いわ暗いわで論外。

それでこの部屋には、天井の引っ掛けシーリングからE26口金に変更するアダプターをつけ、三号国民ソケット(紐スイッチつき)を噛まして、SHARPのLED電球DL-LG72L(電球色700lm)をつける、と一見戦前みたいな天井にしている。
ちと暗いけど私わりと薄暗くて平気だし、一番長くいる部屋で10Wちょいだから省エネだしで、まあ悪くない。

また、シーリングライトが取り付けられる台所と二階のひと部屋には、貰い物のリモコン操作のシーリングライトを取り付けてあるのだが、いかんせん壁スイッチがないので操作はすべてリモコンだけ。
壁スイッチなし・リモコンのみってのは、暗い中でリモコンを探すという手間が毎回確実に発生するので、実際かなりバカらしい。電池いるし。
紐スイッチって、必ず決まった場所にあって、手探りでも簡単に見つけられるのだから、非常に優秀。ハイテクならいいってもんじゃありませんな。


そんなわけで、まだ明かりのない部屋には、紐スイッチつきのペンダントライトでいきたい。
シーリングライト死すべし。というかリモコン滅すべし。慈悲はない。

それで、日本橋でんでんタウンに最近できたビックカメラのアウトレットを覗いたら、旧型のペンダントライトがあった。
しかも安くて1000円くらいで、メーカーも変なところじゃなくて天下のPanasonic(と値札に書いてたと思う)。
喜んで買って帰ったわけですね。


買って帰る道々でふと見たら、PanasonicじゃなくてNationalで、しかもパナソニック電工じゃなくて松下電工
松下電工がパナ電工になったのは2008年のことだから、少なくともそれより古い。
まさか2015年に、松下電工の製品を新品で購入するなんて……!

さらに、このHH3002Xという品番、ぐぐっても何も出ない。HHと3002Xにスペースをあけると何しかヒットはするけれど、それらしい情報なし。


さっそく開けて取り付けてみると、セードもないミニマルな製品。
当然インバーターとかハイカラなものじゃなくて、グロースターター。まあこれはそのうち電子点灯管に替えるか。


さすが松下の製品だけあって電球は信頼のパルック。
しかしこのパルックのロゴ、かなり前に見たやつだぞ……。
ちなみに点灯管の使用期限も平成28年になっている。終わりかけじゃないか。


ちょっと裏側。
セードは別売りで取り付けられそうな雰囲気。売ってるかどうかはともかく。


ラベル拡大。2004年製か。
これはもう10年間以上の間ずっと、倉庫で眠ったままになっていた品っぽい。


そんなものでも、取り付けると何の問題もなく動作する。
まあ、装置自体は当たり前に10年20年使われていそうなものだから、別に不思議もないのだけど、グロー球やら蛍光灯自体も特に何事もなかった。10年前の蛍光灯とかグロー球使ったことないから、ふつうのコトかどうかわからんけど。



Alt + Tabのタスクリストが1秒周期で閉じる問題

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先日から、うちのLavie ZのWindows 8.1で、いささか鬱陶しいトラブルが生じていた。





デスクトップで、Alt + Tabで表示されるこれ。
これはAltを押し続けている限り表示されるはずなのだけど、勝手に閉じられてしまう。

閉じられるタイミングが周期的に見えたので、よく確認すると、時計の秒針が進むタイミングで閉じる。
勝手に閉じてしまう前にTabでカーソルを動かし、タスクを選んでAltを離せば、通常通りにタスクを切り替えられる。
しかし、秒針が進んで勝手にウィンドウが閉じた場合は、その時点でカーソルがどのタスクにあっても、タスク切り替えは起きずに元のウィンドウに戻る。

また、タスクバーでアプリがまとめられている状態で、マウスカーソルを合わせるとポップアップするタスクリストも、同様に1秒周期で閉じる。

しかし、別に1秒ごとにEscキーが送信されているとか、そういうことはない。
この2種類のタスクリスト以外、他のアプリが1秒毎に異常動作するといったことは一切なかった。



でまた、これが何をやっても解消しない。
USB機器外してもダメ、bluetooth切ってもダメ、ノートPCだからそれ以上抜くものがない。
セーフモードで起動したらさすがに発症しなかったけど、スタートアップを全部切り、サービスを全部切り、最小起動してもやっぱり解消しない。

最小起動でダメとなると、一体どこで起きてるのかさっぱり見えない。
デバイスドライバーとか、もっとシステムの根幹に近いところが原因なのか……?

で、Microsoftのコミュニティに質問してみたりしてみて、システムファイルチェッカーDISMツールのことを聞いて試してみても効果なし。



それでまさかのところで、Google Chromeの履歴・キャッシュその他を全部ばっさり削除したら、なぜか突然回復した。
もちろん、これまでChrome起動してないときでも発症していたし、そもそもブラウザ関係あるようなトラブルとは思ってもみなかった。
どういうことや……

まあ、Googleのアプリは他にGoogle Driveと日本語入力が入ってるから、そっちとも絡んで何か起こしてたかもしれない。特に後者は、最小起動でも読み込まれてそうだし。


2014年のmixiつぶやき選集

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mixiのつぶやきから、ちょっと面白いことをいったやつをドヤ顔でまとめます。

……という記事を年末に作っておいたのに、公開するの忘れてたことに今気づきました。半年遅れだよ……



艦これ

なぜそこにそんな傾注した艦隊がついに進水だ!(11月22日)
()艦6隻そろった記念。

那珂ちゃんは、チュートリアルの最初の建造で生まれ出てからの付き合い。地下アイドル時代、箱にふたりしかいなかった客のひとりが私である。

また、私が古鷹型を育成し始めた頃、まだ衣笠がいなかった。
重巡がまったく使いどころがないといわれ、しかも加古が駆逐艦より弱いといわれていた。


プリンツオイゲン秘書艦の母港セリフが「あいりん青年隊」とかなんとかいってるのだが、ドイツ語がかけらもわからないので正しくは何かわからない。(11月19日)
正しくは「アイネンシューネンターク」らしい。



今日の大鳳レシピも4:10とショッギョ・ムッジョな結果だったが、さて、少なくとも60回は過ぎてるはずだが、1割くらい出るらしいのをいつ引けることか。長門255回スカの記憶が蘇るのだが、大型255回は地獄すぎるぞ……(11月08日)
ずーっと大鳳を求めてこのレシピを回してたのだけど、結局12月6日まで出なかった。
10%くらい出るらしいのだが、11月8日時点で70回は超えていたとつぶやいていた。最終的に何回やったかな。
大型実装前は長門だけが出ず、大型では大鳳だけが出なかった。他は翔鶴も大和もすっと出たのに……


艦これの新海外巡洋艦、まあプリンツ・オイゲンくらいな気はするんだけど、ここは大穴でソヴィエト・ロシアのキーロフ級重巡二番艦・ヴォロシーロフなんてどうだろう。戦後は試験艦として艦載ミサイルの実験を行った、軍艦の次世代を切り開く艦だよ。(10月26日)
あと名前だけだけどマキシム・ゴーリキー級四番艦はカガノーヴィチ。(10月26日)
プリンツオイゲン実装直前のお話。


「こ…この音…」
「耳を澄ますんだッ!」
「これは…六三四瑞雲?晴嵐?」
「いやッ!これは…これは……」
「カ号観測機やッ!!!」
「大型建造のハズレを養殖して入手した…航空戦艦の心に響く……」
「カ号リズムや!」
「4スロガン積みやッ!」
「まさに乃公ドックから出ずんばといったところズラか…」(10月16日)
1-5での山城の運用について。
ドカコックネタは基本。いいね?




前々から「エル・カンコーレ」など冴え渡ったギリギリアウトネタで知られるオチンチンリーチの同人誌「同志スターリンが鎮守府に着任しました」を発見、確保。(09月20日) 
コミケにはもちろん行ってないが、「艦のこれ改」と「曙さんとクソ提督2」を買うた。(08月18日)
おもしろいです。


朝だ夜明けだ潮の息吹、というと艦これ的に捉えるとマニアックだな。(09月17日)
マニアックととってもいいが、朝チュン的なものかもしれぬ。しかも月月火水木金金で。


53cm潜水艦酸素魚雷を積んだまるゆは、うっかり那珂ちゃん差し置いてMVP取るのでキラ付がはかどらない。(09月14日) 
まるゆがんばる。


零観開発の都合で、デイリー開発建造はいつも利根ちゃま旗艦でやってるのだけど、開発終了の「艦のけんぞーがおわったぞ」が不意に差し替えられてちと寂しい。あのホップなリズム感で歌い上げるようなグルーヴが新ボイスにはないのだ。(09月14日)
子日もちょっと、ウザい感じのセリフが差し替わって残念感が。


艦これのジュークボックスで、「秋月の空」という曲を流せるらしいが、この文字列は「秋桜の空に」と空目するのが自然というものだ。(08月29日)
説明はいらんな。

 
なお突破前に那珂ちゃんが見せ場を見誤って先走るというお笑いをやらかしております。この後羅針盤それるわ、ボス取りこぼすわで1時間ぐらいかかった。(08月12日)
夏イベMI作戦。ゲージが破壊されてないよ……。

 
京都にある護王神社というのが重巡高雄の艦内神社なのだけど、その護王神社が独特の猪信仰を持っていて、狛犬が狛猪、境内に膨大な猪グッズコレクションがあるへんな神社。高雄乗員が奉納した額もあり、艦これの高雄があの体型なのはこれにちなんだな、さすがネタが細かい、と。 (08月01日)


伊402が艦これに実装されようものなら、ファンはシオニストと呼ばれねばならんのか。日本赤軍にハイジャックされること請け合いやな。(07月21日)



日が明けるなりこれだよ。うちの蒼龍は60そこそこだよ。ヤンナルネ。(07月19日)
蒼龍改二実装翌日朝の出来事。
初春改二のときは逆に、他の人はあまり居なかったから、私は即日見せびらかしに走ったけど。



羽黒改二実装の報を聞いた時には、突然吹っ切れてデスメタルに目覚める羽黒が見られるのかと期待していた。だがはぐろメタルは星輝子と被るせいか実現せず、現実の羽黒改二は純情派のままであった。はぐろ刑事純情派。刑事どこからきたんじゃ。(06月10日)


   

二次元

駅メモ始まってさっそくこれ。那珂ちゃんもいきなりきたねんな。(12月02日)
ステーションメモリーズやってます。
もう鉄路のアイドルりんごちゃんは、レベル上限に達してしまったので現在隠居中。


気が早いが艦これ→城プロときた次はなんだろう。古墳コレクションなんて始めて、SSR昭和天皇武蔵野陵とかかましてややこしい方面に顰蹙買ったりしないかな。(11月21日)
ほんとにできたら喜んでやりこむよ。進化させると、誤った宮内庁の比定を覆して巨大な本当の陵に姿を変える継体天皇陵とか。


よしその儲けはアイドルマスターに突っ込もう。最近後追いに押され気味やろ。 --- 「妖怪ウォッチ」売り上げ、当初予想の5倍超・400億円に バンダイナムコが業績見通し上方修正 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1411/06/news151.html(11月06日)


天使のしっぽ…… --- 豪華過ぎる声優陣に驚愕!?アニメファンが選ぶ「声優がもっとも豪華だったと思うアニメ作品」TOP20! (キャラペディア - 10月23日 16:00) http://www.charapedia.jp/research/0038/(10月23日)
六月十三監督のアニメは実にしょうもないものが多いのだけど、今をときめくスター声優たちがかつて六月十三のお世話になって大きくなったケースが多い。天使のしっぽとかワンダバスタイルとか。
 

うちのblogのアクセスログを見ると、「2000代 PC エロゲーム」と検索してきた人がいるようなのだが、これ多分2000円台のPCエロゲーを買いたかったんだよな……(11月04日)
 多分この記事。別に私のせいではない。



Kayaだろう。 --- カラオケで歌えるかっこいいアニソンを教えて! http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/fe30ac3450ac9ec4e87c7824d0e79a16(09月22日)
でゅっでゅるっでゅーららるー。


http://www.d3p.co.jp/bulletgirls/ 流そうかなあ、と思ってたら、どうも思ってたよりはるかに頭悪そうなので大購入。(08月23日)
ちなみにこれを購入したJoshinでは、なんか幕末Rockのゲームのイベントをやっていて、女子が大勢たむろしてる中で超購入しましたよ。(08月24日)
アホなゲームで楽しかった。



ゆゆ式なんか何十回でも見れるじゃないか。私は何十回も見てるぞ。 --- もはや現代病? アニメファンの「難民」問題、PADSについて 【コラム】 http://ddnavi.com/news/202921/(08月06日)
何十回でも見てます。


アニメを見るようになったきっかけがシスプリだっただけに、なんかクソアニメ愛好がやめられないというかすべての根幹になってる気はするが、それでもやっぱり流星戦隊ムスメットを超えるほど完成度の高いクソはどうにも思いつかない。開始10秒で視聴者皆殺しにするようなものはなかなか……(07月12日)
MUSASHIさんは狙い通りに制作できていない品質面でのクソさだけれど(後半開き直ったが)、ムスメットは品質はむしろ過剰気味で、狙いどおりにやってあの内容じゃけん、そこに方向性の違いがあるな。、 (07月12日)
内々では私は「クソアニメ」という悪い言葉をよく使うのだけど、これは、ただ面白くないアニメとは違う意味合いが私の中ではある。
確かに出来は悪いのだけど、そのまさに出来の悪い部分に、愛嬌があるとかインパクトがあるとか、失笑ながらも笑えちゃうとか、そういうものをいう。
「流星戦隊ムスメット」は、放送開始したその瞬間、心底しょうもない「スーパーマン」パロディネタを滑らせ、第一話から水道屋の「赤井水洗の西」というガンダムネタを外すという最悪のスタートを切り、その後もずっと様々なギミックを仕掛けては失笑を買う、実に見ていて楽しいクソアニメの傑作だった。


今季はグラスリップは別枠だけど、とりあえず現状期待大なのはモモキュンソードだな。これはもう確実にゲスい。(07月09日)
「ゲスい」というてるのは、中学生が喜ぶようなエロカットを乱射しまくるタイプのものを呼ぶ私用語。
つまりモモキュンソードみたいなものをいう。


今回の焚書: 上空5000メートルから上条さんに向けて体当たりを敢行し、上条さんが握ってる岩に突っ込んで自滅する一方通行。フィジカル弱すぎ&木原神拳ほどの珍妙さはないが、大仰さと間抜けさの落差ではなかなかだった。安定的に負けて笑いが取れるキャラに成長するか。(06月09日)
ただ今回は突っ込んで自爆は複数回乱用されていて、間抜けさでいえば神裂火織&聖人ズが4人がかりで上条さんに飛びかかった結果、急にうずくまって身をかわした上条さんに躓いた神裂がそのまま他の3人と大激突、が白眉だった。 (06月09日)
総じてボス敵ラッシュの派手な、そしていちいち間抜けに負ける大物が笑わせてくれる回だった。さらに、トラックのバッテリーが1万円で高すぎる発言、超純水がなんだかスゴいもの発言など、小ネタも効いていて秀逸な一巻といえる。(06月09日)
新約 とある魔術の禁書目録 (10)を読んでの。これもまた、ダメなところにこそ愛嬌があるからついついずっと付き合ってしまっている。
「焚書」というのは、1巻読んだ時にあまりにあまりな内容に衝撃を受けて、「こんなもん焚書にしちまえ!」と口走ったところから。「焚書目録」と書くこともある。


新約焚書の最新刊、神の力を持つという絶対的な敵に対し、上条さんが例によって勝利するに至る理由付けが「慣れ」という、久々に強烈な鎌池イズムを見せてくれた。(01月28日)
多分9巻。
 

劇場版アイマス観てきて、twitterにもちょっと書いたが、実際私にとっての最大の感想といったら、「これはWake Up Girlsを見届けるのがより楽しくなるなー」というとこだったかもしれない。(02月22日)
WUGが「アイドル業界がアイマスみたいに脳天気なわけねえだろ」というヤマカンによる悪意のアンチテーゼだ、というのは見ればわかるような話だけど、まさにその抵抗の行われているところに、「みんな仲良く上手くいく」というテーゼが、良質な劇場映画という強さでもって、この上なく明確に示されちゃったわけだから。(02月22日)
こうなると、今のところ辛くて嫌な話ばっか続けてきてるWUGが、後になって「辛かったけどみんな頑張ってなんとか成功しました」なんて方に持っていったところで、アイマスの縮小再生産みたいな失敗作にしかなれん。(02月22日)
かといって、辛いアイドル稼業に一人抜け、一人逃げ、一人潰され、そして誰も残らなかったとか、そんなもんリアルかもしれんが誰が見ても面白くなかろうし。果たしてヤマカンは、ここからどうやって、あの強大なアイマスに一撃食らわせられるか。(02月22日)
そこでよく考えてみれば、そういう敗北の物語の傑作といえばなんといっても「シムーン」である。ヤマカン逆転の糸口は、シムーンにあるのではないか。(02月22日)
国破れて美しきシヴュラの少女時代が終わり、しかしごく僅かな者だけが、終わりを拒絶して手の届かない世界に旅だった、あのシムーンの物語をうまくWUGに組み込めれば。(02月22日)

最悪の場合はWUGがアイドルやめて派遣OLになるドラマCDにつなげる手がある。(02月22日)
ちなみにこの件のオチは、録画トラブルのせいで私がWUG最終回を見逃す、という。


 http://www.ajinomoto.co.jp/foodservice/useful/ajitaro/index.html学校で同級生に教わったのだが、何でも化学調味料で突破するパワーが痛快。(02月16日)
当時学生でした。

 

雑記

関西ローカルの笑福亭鶴瓶の番組で、例の百田本の話が出てたんやけど、関西人は「つるべ」と言えるけど関東人は「つるべえ」と間違える、という話を散々したあとで、「たかじんが書いたという手紙なのに『つるべえ』って書いてるとこがあった」って話してた(12月06日)
ベストセラー作家様に日和ってどこの局も百田には一切批判的なこといえないっていうし、番組でも「たかじん変なところでボケよる」とか笑い話にしてたけど、関西人は絶対に、ほんとに絶対に「つるべえ」なんて間違えないから、この話は関西人が聞いたらもうあの本は信用できんというてるようなもんや。 (12月06日)
例の百田尚樹大炎上中のことでした。
ただ私は例の本読んでないし、ネットの炎上をウォッチしたりもしてないので、ほんとに「つるべえ」って書いてたかどうか知らんのよね。全部鶴瓶のネタという可能性もある。


生まれ変わりがあると主張する人に、「輪廻転生が現実の時間順に起こる理由もないし、前世が未来人とか、来世が過去人でもいい思うがどうか」と聞いたら、理由なく否定されたな…… --- 前世は見られるのに、どうして来世は見られないのですか? http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/a7b4065c92a60beff6e95a8031e95225(11月27日)


巫巫巫子と書いて、かんなぎふみこと読ませるペンネームなんてどうだろ。 --- <人名漢字>「巫女」ちゃんも命名可能 法務省、追加決める (毎日新聞 - 11月26日 21:07) 


宿題じゃないがテストに、「オリンピックを見て感動した競技を書け」と出題されて、「興味なくて全く見てないから書けない」と正直に書いたら、△付けてから×になおして返されたな…… --- どうする? 「モンスターティーチャー」が出す変な宿題 http://allabout.co.jp/gm/gc/441959/(11月22日)
保健体育の脳筋体育教師が出したテストでした。もはや試験問題じゃねえだろっていう。


阪堺電車で帰宅しようと待ってるんだが、駅前に変態仮面のかっこしてる連中がたむろしてるんやけど通報すべきか。警察署目の前なんやが。(10月25日)
 ハロウィンにゃ一週間早いのだが、なんだったのだろう。


あななたちの中でちゃんと「死者の奢り」を読んだものが、都市伝説を信じる人に石を投げなさい。 --- 大学病院のプールで......。都市伝説「死体洗いのアルバイト」は実在する!? http://student.mynavi.jp/freshers/column/2014/10/14101518.html(10月15日)
前からたまに言ってるのだけど、あの説教で石を投げるのをやめるパリサイ人は、反省することを知る善き人々ではなかろうか。少なくとも今のネット人よりよほど。



Universal Studio Beijingだったら略称がUSBになってしまうよ。 --- 北京にもユニバーサル・スタジオ=19年開園、中間層狙う (時事通信社 - 10月14日 17:05) http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014101400644(10月14日)


ならば駅弁はドカのチャンチャン焼弁略してドカチャン焼弁 商品名『ド開拓弁竣工!!』 中身450円容器代250円だ。 --- SL「義経」号が17年ぶりに復活、梅小路運転区の100周年記念で運転へ。 http://www.asahi.com/articles/ASGBB5KKDGBBPLZB01F.html(10月07日)
 ドカコックネタは基本。いいね?


いやー、車の後ろをバイクでついて走ってたら、前の車と私の間にスマホ自転車が飛び込んできたことあるよ。奇跡のブレーキ成功したものの、こんなの轢いても無罪にしてもらわなきゃたまらんな。 --- 危険すぎる「チャリスマホ」 事故で書類送検も (dot. - 09月19日 12:30) http://dot.asahi.com/dot/2014071500074.html(09月21日)
あの時は本当に怖かった。コーナーミラーに何か動きがあったことに反応して、後輪浮くほどのフルブレーキかけてた。
おかげで今のゴールド免許があります。



日立ベーシックマスターではなかろうか。 ( ◯◯マスターといえば?の回答 )(09月14日)


NHKの朝ドラの、ヒロインの旦那の役者がどっかで見たと思ってたら、こともあろうに変態仮面じゃないか。多分朝ドラと「HK」は視聴者被ってないだろうから影響は限定的だろけど、あれは見てしまったが最後、イメージ全部汚染されてまう。(08月20日)
 「花子とアン」は、最終回のサプライズゲストネタもちょっとつぶやいたのだけど、私あの人苦手だから表に出すのはやめとこう。


高校生の頃に競馬で活躍してたタイキブリザードが死んだ。同級生の○○タイキという名前の子がよく同じだと自慢していたので、タイキウルフというパドックでも競走中でもいつも馬っ気全開の強い馬がいたと教えてあげたのを思い出すなあ。(08月19日)

「夥しい」は数に対して、「甚だしい」は程度に対して使うかと思ってたら、辞書引くとどっちもどっちでもいいみたいで、果たしてどこでそんな思い込みを得たのか。 --- あなたは何問正解できる? 現代人がチェックしたい「漢字」と「言葉」の使い方 http://ure.pia.co.jp/articles/-/24913(08月05日)
甚だしい勘違い、はおかしくないけど、夥しい勘違い、なんておかしいよね?



若い子と回転寿司 → 若い子高級皿取りまくり食いまくり → 別会計頼んでレジへ → 皿カウンター操作ミスで記録取れておらず自己申請求められる → 若い子正直に高額申請 → 年長者の私が金額で1/3しかなくて正直なのにうそくさい という事例が発生(08月04日)
タコとかイカが好きで、いくらとか高級材あまり好きでないから回転寿司あまり高くならないのだ私は (08月04日)
どーんと奢ってやる甲斐性があればいいのだが……


動く端末が手元にないから試せないが、面白そうだな。課金しないと貧相と罵倒されて終わる秀吉モードとか、向こうのセンスがいまいちで正解がわからない石田三成モードとかほしい。 --- 千利休とアプリで問答 あなたにあった備前焼おすすめ (朝日新聞デジタル - 08月03日 13:50) (google play)(08月03日)
MeMOPadを買ったときにはすっかり忘れてたから、今ダウンロードした。
しかし4月30日公開で8月に朝日新聞にまで紹介されて、でも100DLくらいだった……
ちなみに三成モードはないけど秀吉モードはあった。


ロンドンブーツの田村淳というのは、戦国時代マニアだとか犬山城の観光特使だとかそういう話らしいんだけど、今テレビで上田城ネタでクイズだして、回答者に真田幸隆の名前出されて「誰それ」「知らない人」というてたが、戦国好き設定どこまで信じれるんや。(07月22日)
……と、たまたまテレビをチラ見しただけでバッシングつぶやきをしたのだけど、ここで歴史に詳しい友人から「実は幸綱が本当の名前らしく、幸隆というのは晩年に名乗った「名前」なのか「号」かすらはっきりしていない」と教えてもらった。
淳さん、そこまで知っていてあんな発言をしたのか! 軽々しくケチつけてすいませんでした!



古本にこんなの挟まってた。(06月22日)


別に松浪健四郎が好きだったわけじゃないけど、「扇千景と何発ヤったんだ」とヤジられて、キレて水かけたら辞職に追い込まれ、再選もできなかったのは不憫やったな。 --- 塩村議員への侮蔑的やじ問題に怒り噴出……「許し難い」「ただの中傷」 http://www.rbbtoday.com/article/2014/06/20/121067.html(06月20日)
松浪健四郎元議員、ほんとに好きでも何でもないんだけど、あまりにもヤジのほうがひどいケースとして記憶に残ってしまっていて。


電車乗ってたら、変にドタドタ歩いてる奴がいるから何かと思えば、顔はリアル志向に汚れた感じのミイラ男で服装は着流しに下駄なんて不思議なコスプレした奴がよろめき歩いていて、どかっと座ったと思ったら小脇に生首の模型抱えてるの。(06月07日)
そしたら気付いてない感じでその隣にカップルが、しかもゾンビ側に女の子が並んで座ったのだが、ずっと顔寄せていちゃついてたから気付きもしないという有り様で、どうにもこうにもシュールな絵面が眼前に。 (06月07日)


http://www.cnn.co.jp/business/35048219.html全然似てはいないのだが、なんかキラーコンドームが頭に浮かんだ。(05月21日)


スターリンの名言は痺れるものが多いのだが、今知ったのは、ウクライナに農業集団化を強制して自作農撤廃を行った結果、飢饉が起きて500万人が餓死した状態になったが、その旨のウクライナからの報告に対し、「飢饉のつくり話をしたいなら作家になれ」と返したそう。(03月06日)
拳銃自殺を企てた息子に「あいつは拳銃もまともに撃てんのか」というのもしびれる。


日蓮宗系仏男子が真宗系仏男子と安土で宗論を戦わせたり、天台宗系仏男子が信長系六天魔王男子に焼き討ちされたりするねんな。留学帰りの仏男子はエリート。 --- ブッダ級に恋愛に対してガツガツ感のない「仏男子」が話題 / Twitterユーザーの声「全然悟ってないし仏でもない」 http://youpouch.com/2014/02/13/170615/(02月13日)
少なくとも日蓮宗系仏男子は今でもガツガツしとるだろ。




高田・葛城・飛鳥巡りなど

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引っ越しと生活の変化であまり徘徊していなかったが、GWということもあり、近場の天皇陵を中心に観光地など巡ったりとか。


新居の雑草

ひとり暮らしのくせに猫の額ほどの庭付き一軒家を借りてるのだけど、庭に雑草防止シートをかけていても隙間から少し顔を出す。
しかし雑草といっても、セイタカアワダチソウとかじゃなくて、小さな花をつける草が生えてくる。

これは調べてみるとアカバナユウゲショウだった。
別に珍しいもんでもないようだが、あまり草花に関心なかったので。

ボケてるけど、背景に写ってる小さいのはヒメツルソバとのこと。
近所の家の前にはどこにも咲いてるのだけど、一応観賞用植物だけどタフで簡単に育つから雑草化しがちだそう。


これはよく見かけるオニタビラコか。
春の七草のホトケノザと間違って食べられることがあるそうで、別に食っても差し支えないとか。

ムラサキカタバミ。
根で増えるので駆除が困難らしいけど、わりときれいな花だし、葉が茂るから他の雑草が生えるのを抑える面もあるとか。

奥の方に見えてる枯れ草は、4月に雑草が出始めてるのを見て除草剤撒いてみたら効いてきて枯れてるやつ。なんか小さい白い花をつけるものだったが……

雑草にしてもわりとかわいらしいのが多くて、繁茂具合では咲かせておくのもいいかなあ、という気がしてるが、まあこれから夏にえらいことになる可能性もあるのでしばし様子見。

高田の良かった飲食店

お金もないのであまり外食せず家でたいてい食ってるけども、休日くらいは外食もするようにしている。友人が遊びにきたりして、飯食いに行くところも知らないとなると不便があるし。

しかし、近鉄南大阪線高田市駅が最寄りではあるんだけど、この駅前はどうも飲食店に欠ける。良し悪し以前にほとんどない。飲み屋はあるが。
ファスト風土ってやつで、下街道(国道24号-166号)沿いまで行けば色々チェーン店があるのだけど、しかし166号の駅近くのあたりにはやっぱり店がない。単車転がせば数分だけど歩くと結構遠い。


JR高田駅の商店街とは逆の東側、店が少し並んでいるところに、飛行船というランチも出す喫茶店。
ハンバーグランチを頼んでみると、値段は700円前後と安いから、まあ冷凍食品的なのが出てくるのかなと思ったら、ちゃんと店で作ったハンバーグ。出てくるのに少し時間がかかるあたり、注文受けてから焼いてる。
外見もこの通りの80年代っぽさ、中もやっぱり子供の頃入ったような雰囲気。いい。結構古くからやってる店らしいので、多分できた時の雰囲気そのままなのかな。
別に高級とか贅沢な味じゃないけれど、ちゃんと作ってちゃんと美味しい、しかも安い。


JR高田・近鉄大和高田駅近くのオークタウン大和高田にある、KAZOKU亭というとんかつ中心の定食屋というくらいの店もいいな。
ここもとんかつで1000円、チキンカツとかなら800円くらいの値段で、気張らない。
メインのカツはもちろんちゃんとしてるし、カツのソースが別皿でタルタルとトマトソースがついてたり、キャベツの他にも付け合せや小鉢が複数あったり、ごはんにはゆかりが掛かってたりと、いろんなところにちょっとずつ手をかけてくれてるのが嬉しい。
トマトソースがパスタ用のソースっぽかったりとかするけど、なんだか値段を上げないように、ひと手間かけて良いもの出そうとしてる感じ。嬉しい。


神社・寺院

大中春日神社

JR高田から真っ直ぐ西に、橋の手前で左手に川沿いにいくとすぐ。

ここには「弁慶の七ツ石」と、義経逃避行伝説がある。

壇ノ浦戦後、義経は頼朝に疎まれて居場所をなくして、四国から九州へと逃れようとする。
しかし尼崎から出た船が嵐に流れて大阪住吉に流れ着き、改めて吉野へ逃れようとする途中、静御前の実家があった高田に立ち寄った。
前途の安全を確認するべく斥候を出して、その帰りを待つ間に義経・静御前・弁慶ほか一行が腰掛けて待ったという石が七つ、それがこれだと。

笛吹若宮神社

なぜそうなってるのか詳しい経緯は知らないのだけど、笛吹若宮神社という名前の神社が、近鉄御所線忍海駅からちょっと行ったあたりに3ヶ所ある。
ここは駅から北西のほうにあるやつ。
笛吹連の祖神社になるのかな。詳しくは有名神社サイトの「神奈備」へ。

それなりに観光客も来るのか、神社の隣の民家にいた奥さんが近くにある他の神社のことなど教えてくれた。
(でも説明された場所に行ったつもりが発見できず、後日地図で場所を確認したので今度いくつもり)

柿本神社

近鉄御所線忍海駅すぐそば。
柿本人麻呂を祀る。人麻呂が持統天皇から賜った領地がこの忍海あたりで、住んでいたこともあるとか。
人麻呂は707年に石見国で亡くなるのだけど、領地だったここに改装して神社を建てたのが始まりとか。それが西暦770年。

同じ敷地に、柿本山影現寺という柿本神社の神宮寺がある。
空海の直弟子で、人麻呂のいとこともいわれる真済上人が858年に開いた。

山田寺跡

641年着工の、仏教伝来直後の古寺跡地。
これ以上古くなる余地がほとんどないような古寺なのだけど、回廊の一部が形を残して発掘されるという驚異的な発見があって、保存処理の上で近くの飛鳥資料館に展示されている。(後述)

建てたのは蘇我倉山田石川麻呂という人物で、蘇我馬子を祖父にして蝦夷の兄弟の子になる。でも蘇我氏本家と仲悪かったらしく、大化の改新では中大兄皇子に協力した。
のだけど、弟に讒言されたせいで軍を向けられ、抵抗せずに自害してしまった。
自害の時点でまだ山田寺は完成していなかった(金堂はできていて住職も入ってはいた)ため、しばらく造営が止まった。
しかし持統天皇が石川麻呂の孫にあたるせいか、造営が再開されて600年代末くらいには完成していた。

平安時代には華やかだったらしいけど、鎌倉時代には衰退、その後ずっと続いたけど明治の廃仏毀釈でとどめを刺された。

一応明治に再興されはしたが、今は観音堂と庫裏が残るだけ。住職もいない。

飛鳥坐神社

いつの神社かわからんほど古い、事代主命を祀る神社。
元々は高市の神奈備山にあって、829年に信託によって飛鳥に遷座してきた。

事代主命から七代目の子孫が初代神主。崇神天皇から大神臣飛鳥直(おおかみのあそんあすかのあたい)」という氏姓を賜って、今に至っても87代目の宮司が守っているそう。途方も無いな……

81代目の宮司・飛鳥助信の六男の孫が、国文学者の折口信夫だそう。へー。

飛鳥寺

蘇我馬子が仏教伝来とともに開いた、日本最古級寺院にして蘇我氏の氏寺。
この寺から、平城遷都といっしょに元興寺として奈良に移ったが、元の場所に残されたのがこの飛鳥寺。

このお堂の中には釈迦如来の大仏がいる。
大仏といっても天を衝くようなものではなくて、高さ3メートル足らずの坐像。
何でも609年に作ったときは、戸より大きくて中にどうやっていれるか苦心したとか。間抜けエピソード。
1400年の間に、寺に落雷して炎上したこともあって、修理に修理を重ねられている。でも、ごく一部とはいえ609年に作った当時のものが残ってるとか。奈良は底知れないな……


博物館など

葛城市歴史博物館

近鉄御所線忍海駅すぐそば。

葛城市はなにしろ二上山を擁するので、いきなり地質学のような展示がくる。
葛城市はその名の通り、蘇我氏や物部氏と並んで有力豪族だった葛城市の本拠でもあり、近くの山が古墳群になっていたりもするとか。

同じ建物が市民のレクレーションにも使われていて、行った日はカラオケ大会のようだった。

奈良文化財研究所 飛鳥資料館

飛鳥地方だけあって、伝来した直後の初期仏教や、古墳関係などの展示。
旧い土器やら廃寺の瓦とかそういうもんはもう、よくわからんけど日本中で展示されてるって感じで退屈なのだけど、ここの展示品は、なんだか変なものがあって面白い。

飛鳥には、仏像とも違う石人像とか、装飾的な噴水の石とか、なんか変わった感じのものがよくあるみたい。
重要文化財クラスが写真撮影可(フラッシュ不可)で展示されてたりもする。ここは常設展は撮影できる。

近くに山田寺という、仏教伝来直後に開かれた古寺跡があるのだけど、そこで回廊の一部がかなり形を残した状態で発掘されて、日本最古級の仏教建築資料として保存処理の上で展示されている。
641年に建て始めたらしいので、実に大化の改新より前のものが形を残して出てくるとは、奈良は底知れないな……



天皇陵

飯豊天皇埴口丘陵

飯豊天皇は、22代清寧天皇と、23代顕宗天皇の間、一年足らずの短い期間だけ女性天皇として政治を執ったと日本書紀にある。
なぜ歴代天皇に加えられていないかはわからない。日本書紀では、崩御とか陵とか、天皇に対して使う言葉を使っているそう。
なにしろ旧い時代のことなので諸説飛び交っていて、女帝だったのか、清寧・顕宗天皇の摂政として力を持っていたのか、そもそも清寧天皇も顕宗天皇も実在しないなんて説もあったりして、色々謎の多いところみたい。

孝元天皇劔池嶋上陵

8代孝元天皇の陵。
いわゆる欠史八代に入る、おそらく実在しないだろうという天皇。特に何をやった天皇とも知られていない。


この陵は景色が美しい。なんだか小綺麗。
池に岬のように突き出した丘に入っていく参道、という作りが、なんだか特別な場所に入っていく趣がある。

天武・持統天皇檜隈大内陵

40代天武天皇と41代持統天皇が夫婦で合葬。
持統天皇は初めて火葬された天皇でもあって、それが古墳時代が終わっていく大きなきっかけにもなったとかで。
どちらも有名天皇だからエピソードはぐぐればなんぼでも出てくる。

鎌倉時代に盗掘に遭ったので、暴かれてしまった有り様を「阿不幾乃山陵記」という記録に残した。
天武天皇は棺から引っ張りだされて副葬品を奪われたから遺骨と髪が散らばり、持統天皇の遺灰はその辺に捨てられて銀の骨壷だけ持って行かれた、と、盗掘とはぞっとするようなことするものだ。

文武天皇檜隈安古陵岡上陵

持統天皇の次代、42代文武天皇。
次代といっても子じゃなく孫で、早くに父の草壁皇子が亡くなってしまったため、わずか15歳という若さで即位している。

高松塚古墳のすぐ東にあって、道路と参道の通り方からして小さい古墳なのがよくわかる。遥拝所に来てみたら「え、こっち向き?」って。
高松塚古墳のすぐ北にある中尾山古墳のほうが本当の文武天皇陵じゃないかという話もあるが、別にそちらが大きいわけでもなさそうだ。
(高松塚古墳・中尾山古墳のある飛鳥歴史公園は、ちょうど遠足が多い日だったようで子どもと観光バスだらけでバイクを止められず、立ち寄れなかった)


欽明天皇檜隈坂合陵

29代欽明天皇の陵。仏教が伝来した時の天皇ね。

父はあのややこしい継体天皇。
27代安閑天皇・28代宣化天皇は異母兄。
継体天皇は傍系が突然帰ってきたような即位の仕方だったもんで、元々の妻との間に子供もいたのに仁賢天皇の娘を娶って権力基盤を確保したのだけど、その仁賢天皇の娘との間に生まれた嫡子が欽明天皇。

さらには、日本書紀にある欽明天皇の即位年がはっきりしていないせいで、どうもややこしいことになっている。
継体→安閑→宣化→欽明と順番に即位したんじゃなくて、継体→欽明という順だったけどモメて安閑→宣化系を擁立した勢力が出て一時は二帝併立状態だったとか、そういう説も立っている。

道に沿って小高い丘にむけて階段が上がっていく……と割とよくある参道かと思いきや、丘の峠を越えて下り階段に変わり、それを下りた先に遥拝所があるという予想外の造り。
遥拝所を見下ろすような形で通ってる参道なんて、他になかったと思うけど……。
前方後円墳の前方部のすぐ先に丘がある、という地形がそもそも不思議な気が。なんだろうこれ。


その他小ネタ

近鉄御所線の低すぎるアンダーパス

こんなところをオフロードバイクに乗って通りかかってしまい、タンクに伏せて通過する羽目に。
確か大和新庄駅のすぐ北。

光陽中学校の案内板


どっちや。


泉南のGALAXIAN3

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私の出身地は大阪泉州。
実のところ、私は地元のあのガラの悪い下品な気風は大嫌いで、あそこに生まれてよかったことなどほぼなかったと思ってはいるのだが、たったひとつだけ、例外があった。

自転車でいけるところに、ギャラクシアン3があったのだ。




ギャラクシアン3というのは、まあ70年代に生まれていれば説明なんかいらないと思うのだが、逆に1990年に現れたアレを見ていない世代には、あんなものが本当に開発されて建造されたのが想像の埒外かもしれない。

でまあ、Wikipedia見ながら記憶を足して説明するのだが、1990年に大阪で開かれた万博「国際花と緑の博覧会」で初公開された、一応まあ、3Dシューティングゲームか。
しかし、今日日ゲームセンターにあるようなレベルのもんじゃなくて、プレイヤー数28人。
28人のプレイヤーが外向きにまるく座るように座席が配置され、外周にはプロジェクターで投影された360度全周モニター。
異常なまでの超大規模ゲームだった。
そんなのだから、規模も接地面積もアーケードゲームというレベルじゃなくて、今ならUSJにあるアトラクションみたい。

宇宙戦闘艇「ドラグーン」の銃座に着いているという態で、人類に攻撃を仕掛けてきた敵を迎撃するという90年代らしいSFストーリー。
ドラグーンの操縦は自動で、プレイヤーはただガンナーとして敵を撃つだけ。
ぶっちゃけ、運が悪いと後部銃座に座ってしまって、後ろ向きに進む画面で戦う羽目になったりもするけど。
しかもドラグーンの飛行にあわせて、フロア自体が油圧で最大2mの上下動し、傾く。

画面も、1990年という時期には黎明期のポリゴン3D。まあすべてリアルタイム処理してたのは最初の花博のときだけで、あとはLDで背景を流していたらしいけど。
1998年のナムコ「ウイニングラン」くらいからポリゴンゲームは始まってはいるのだけど、家庭ではやっとスーパーファミコン発売という世代で、ポリゴンゲームに触れること自体が特別に思えるような頃、360度全周超大型モニターで3D。
PCでさえPentium 2がハイエンドの頃だから、こち亀で両さんがハイスペック自作PCを組み立て、中川に「3Dだって楽々ですよ」などといわしめたあたり。

おそろしく贅沢な、アーケードゲーム業界に咲いた大輪のバブルの花みたいな代物で、花博の後は、同じくナムコがやっていたテーマパークであるワンダーエッグに移設された。


で、28人仕様のフルモデルは、あいにく2館しか建造されなかったみたいなのだけど、少しスペースと仕様を落とした16人版があった。
銃座が2人座席8つに変更され、フロアの稼働は銃座だけ動くように簡略化された。

といっても、「ゲームセンターにあるもの」としては完全におかしい巨大さの代物には違いない。
当然、どこにでも置けるものではない。費用だって億かかると思う。

この16人版は、難波にあったナムコ直営のゲームセンター・プラボ千日前とか、姫路セントラルパーク、それと相模原のジャスコと、そして私がよく行っていた、泉南スカイシティにあった。
泉南スカイシティは、和歌山発の関西ローカルスーパーマーケットチェーン「オークワ」の大型店舗。
週末に家族が買い物を兼ねて遊びに来る、今のイオンモール的な楽しまれ方をする施設だった。

泉南スカイシティは、2014年についに閉店。
21年の営業期間だったとのことだったから、できたのは1993年だ。
ギャラクシアン3も、93年に導入されたと見ていいだろう。


93年って、「ストリートファイター2」からの格闘ゲームブームが猛烈な勢いになっていた頃。
90年までは、ゲームセンターは不良が集まる怖いところだから、まっとうな中高生は近づかない……っていう感じだったのに、91年のスト2以後は逆に、中高生はもちろん、小学校高学年くらいでさえこぞってゲームセンターに集結するくらい流れが変わった。
だから、駄菓子屋やおもちゃ屋の店先にもスト2や餓狼伝説のゲーム台が並び、田舎でも当たり前にゲームセンターが開店して繁盛し、スーパーのゲームコーナーも何より格ゲー対戦台を並べるのが当たり前、という状態に。

そんなわけで、ギャラクシアン3のような超大型ゲームを入れてしまっても、なんとかなりそうに思える空気だったのかもしれないな。

泉南スカイシティは、当時としては大型ではあったけれど、今のイオンモールほどでかくはない。
それでも、ほとんどワンフロア占領するほど広々としたナムコランドがあったのは、当時のゲームの勢いを物語るのかも。
一応、子供向けの乗り物とかスイートランドなんかもたくさん並べていたのだけど、高い天井だからってモノレール作って上から遊覧できるようにしてるような、妙に過剰投資な店で。
まだ残るバブル景気の勢いだったのか、あるいはゲームバブルの勢いだったのか……


で、93年時点って、私はまだ中学生。インターネットなんてものもない。
情報源としては、格闘ゲームの記事を目当てに読んでいたゲーメストがあったけど、さすがに93年ごろに90年リリースのギャラクシアン3をそれほど取り上げていたとは思えない。
だから私には、それほど興味のあるゲームではなかった。
ただただ、なんだかものすごいゲーム置いてる、という圧倒感だけ。

人々にも、花博に行ったり、テレビや雑誌で断片的に見た記憶があったのだろうか、またできたばかりのスカイシティの集客料もあってか、ギャラクシアン3を遊ぼうとする老若男女の大行列ができた。
スーパーのゲームコーナーに超巨大ゲームが置かれ、それに何時間待ちという行列を作ってプレイする、という、色々おかしい光景。

並んで待って入場すると、着座前にモニターの前でブリーフィング。
「コードネームM8774C・プロジェクトドラグーン」って今でも覚えてるな。
最近はアトラクションとか、時には美術展などでさえ冒頭に映像ブリーフィングがあるのは多くなったけど、私には多分これが初めての体験。

それで、複座の銃座席に上って。確かわりと高かった。まあ上下動するようになってたし当然か。
縦に握って人差し指と親指にトリガーがあるガングリップが、両手用でついてる。これを動かせば照準も動く。
ゲームが始まったらあとはシンプルで、目の前を飛び交う敵機をとにかく撃ちまくる。
残弾もないし特殊アイテムもない、ルール的にはシンプルなシューティングだけど、何しろ座席ごと振り回されながら、全周の大画面に向かって16人がかりでやる。

最後にキャノンシードなる、敵基地の中枢みたいなところに飛び込んで、プレイヤーたちの周りをぐるぐる回るスパークビットなるものをとにかく壊して、規定以上壊せれば勝利、足りないと敗退。
慣れた人が多いと勝てるんだけど、ふつうの人らとやったら結構負けてたような。


やってみるともう、すごい体験だったな。
今だったらUSJにでも行けば、規模や技術的にそれ以上のものは味わえるんだろうけれど、この規模のポリゴンシューティングを1993年に、というのは何もかもが規格外で。
最先端技術であるポリゴン3Dによる見たこともない画面が全周に、すごい勢いで飛び交っている中に自らガンナーとして参加できるんだから。



……でも、このウルトラなゲームを、一度二度プレイして終わっていれば、「すさまじいゲームをプレイした特別な記憶」となってたんだけどね。

ナムコ・ワンダーエッグとか、プラボ千日前だったら、近くの人が飽きるまで、遠く東北九州から一度はやってみたいと、ゲーム好きの人が長らく集まり続けていただろうと思う。
しかし、他所の人がくる理由のまったくない泉南市の、オークワのゲームコーナーに、そういついつまでも大勢の人が詰めかけるとはいかなかった。

何時間待ちが15分待ちになり、ほとんど待たなくてもよくなった。16人揃わなくもなった。
やがて、待ち人ゼロになり、入り口に常駐する係員もいなくなって、ほとんど誰もやらなくなった。
誰も来ない客を待つ無残なギャラクシアン3は、ついには電源を落とされて客が来たら起動するような有り様に。
(あの大規模なゲームをすぐ起動・終了できるものかわからないので、電源落ちてたのは私の覚え違いかもしれない。明かりの消えた筐体とか、遊びたいといったら起動待ちっぽい時間があったような記憶があるんだけど)

プレイ料金もだんだん下げられて、最終的に200円になってたかな。


で、私は、そんなギャラクシアン3にもののあわれでも感じてたのだろうか、これをひとりでプレイするのが好きだった。
200円でひとりのために動かしても赤字になると思うんだけど、まあそれは私のせいじゃない。

90年代の傑作シューティングゲームに、タイトーの「RAYFORCE」があるわけだけど、私あれ大好きだったのね。
ゲームとしても傑作だったのだけど、バックストーリーが、「地球が知能を持ったコンピューターと機械によって占拠され、人類は月に逃れた。地球奪還のために、最終兵器として開発された戦闘機X-RAYで出撃するも、目の前で人類の宇宙艦隊は壊滅。もはや勝利したところで帰るところもないままに、たった一機で地球の最深部へと向かう」というような、実に中二病で超クールなもんだった。
筐体ひとつでやるシューティングの中じゃ、今でもあれが一番好きだな。

ギャラクシアン3は、そこまで人類が壊滅的って感じではないストーリーだけど、これがひとりでプレイするとなると俄然雰囲気が変わってくる。
16人なり28人なり揃ってプレイするなら、火力で真っ向勝負して陥落させたキャノンシードに星条旗立てて拳を振り上げたりしたくなるような、ハリウッドっぽいパワフルな雰囲気さえある。
でもひとりだよ。
あの広くて暗いドラグーンの砲塔で、他の射手もいないとなると、これはもう人類は壊滅寸前としか思えない。
軍勢を編成して交戦するような余力もなく、生き残りの少数の人間がどうにかこうにか、壊れずに残っていたドラグーンを発進させた。
私はたったひとりで砲塔に向かって、まだ生きている銃座で絶望的な抵抗を図っている。友軍はいない。隣の機銃を操作する仲間さえいない。
このシチュエーションしかないね。

プレイヤーが少ないと難易度も調整されるみたいで、スパークビットの撃破はひとりでやってもちゃんと可能。
でも、人口の9割を失い文明を破壊され尽くした人類に、もはや未来など残っていないのだ。

というような設定を考えていた。
という話を今考えてみた。


まあ冗談はともかく、これほどのお化けのような代物でさえ、数年の時を経れば見向きもされなくなる諸行無常な雰囲気とか、あれだけのものを独占して遊べる贅沢なような寂しいような感覚とか、なんとも詩的なものがあったな。

ギャラクシアン3をプレイしたことがある人は多いし、何度もプレイした人だって、住んでいる場所がよかった人がそれなりにいるはず。
でも、ひとりプレイを何度も繰り返す、という環境に恵まれて、実行した人はさすがにあまり多くないだろう。



私も高校生になって、遠く大阪市内の学校に行くようになってから、泉南スカイシティからは足が遠のいた。
ふと気が付くと、あの巨大なギャラクシアン3は撤去されてしまっていた。
いつごろのことだったかはわからないなあ……。

ナムコランド自体はあいかわらず、広さは変わらなかった。
しかし、入っているスカイシティ自体の経営が怪しくなっていった。
泉州地方は、90年代にスカイシティのような大型スーパーマーケットが多数オープンしたのだけど、21世紀にはどこも老朽化で客を減らしていった。
スカイシティは特に、近くに2004年、イオンモールりんくう泉南が輝かしくオープンしてしまって、建物の作りも入ってる専門店も90年代センスだったスカイシティでは、まったく太刀打ち出来ない。

私も長らく、スカイシティには見向きもしていなかった。
私は地元に友達なんかいないので、高校入って以後、遊びに行くとなったら高校の友人と阿倍野や難波に行く。
ナムコランドは健在だとはいえ、いまさらゲームをやるためだけにスカイシティにひとりで行こうとは思わなかった。


私が突然学生に戻った2013年、一回りも下のクラスメイトが「スカイシティもうすぐ閉店する」という情報をくれて、久しぶりにいっしょに行ってみた。

老朽化した建物に、地方都市の商店街みたいなシャッター街と化した専門店エリア。
昔いろいろあったはずの飲食店も壊滅状態で、やってるのは1軒か2軒か。
3階までの吹き抜けの下がフードコートになっていて、噴水のある池に高い椰子の木が立っていたんだけど、フードコートの店がすべて閉店していてただの休憩所に。暗い厨房がシャッターもなく晒されていて、不気味なくらい。
椰子の木は健在だったけど、噴水からは水が抜かれていた。
元々食品スーパーを多く経営しているだけあって、食料品売り場にはそれなりに客がいたけど、やはり壊滅的な状態なのは見るからに明らかだった。

ナムコランドも、やはり干からびていた。
案外きれいに掃除はされているものの、どうにも古臭いのが否定しがたい、他所で役目を終えて流れてきた感じの大型筐体ゲームが、広々とスペースをあけて置かれている。
ビデオゲームは、特に記憶に残らないようなゲームがあったくらい。
太鼓の達人だけ新しかったのはナムコだからと思うけど、最新ではなかったのかも。
子供向け遊具のエリアも、かつて走っていたモノレールは当然、動かぬオブジェと化していた。

クラスメイトの若い子が子供の頃に好きだったゲームがまだ残ってる、というから、何かと思えばトーキョーウォーズ。95年のゲームだよ……
対戦して、負けた。


もう、スカイシティは予定通り閉鎖された。
別にスカイシティもナムコランドも、名残が惜しいとか、なくなってほしくないというような思いいれもなかった。
ただ、あのギャラクシアン3と濃密に付きあわせてくれたことだけは、泉州の数少ない良い思い出。
なぜあそこにギャラクシアン3を入れたのか、理由がまったく想像できないんだけど、でも、ナムコありがとうとはいわなくちゃいけないなあ。

PixivでR-18イラストの比率が高い艦娘は

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単純な調査なのだけど、艦これの各艦娘について、Pixivに投稿されたイラストの総数と、そのうちのR-18指定イラストの数を求めて、その比率を出してみた。

Pixivで「艦これ」および艦娘名でタグを検索し、「すべて」の数と「R-18のみ」の件数を求めた。
実施日時は2015年5月28日 午後9時頃から。

海外艦については、基本的にカタカナ表記(「ビスマルク」「マックス・シュルツ」など)が最もヒット数が多かったので、それを採用。ただし「U-511」はそのまま。
リットリオとイタリアに関しては、イタリアがヒット数が少なかったため除外。
U-511と呂500は、別キャラみたいなもんだと思われるので別集計。大鯨と龍鳳も一応別集計。




全艦娘のR-18比率の平均は、7.9%であった。
8%より高い艦については、平均よりも性的な目で見られている艦だといえる。
10%超えるとかなり、というところ。

戦艦の場合


さて、まず戦艦だけ見てみると、これは案外イメージとズレがあるように見えまいか。
戦艦だけの平均は9.5%。航空戦艦も含めます。

ビスマルクはわかる。長門と陸奥が高いのもわかる。

しかし2番目が武蔵というのは、私には意外だがどうだろう。
絶対数が少ないわけでもないので、偶然偏ったとも考えにくい。
大柄褐色銀髪眼鏡ツインテさらしとは属性盛りすぎじゃないか、というのが絵描きならぬ私の感想だったけれど、描く人にはまた違う目線があるのかもしれない。

金剛型はイラスト絶対数が多く、やはり人気が高いのは明らかだけど、案外R-18比率は高くなかった。
特に比叡が飛び抜けて低く、あまりエロい目で見られていないようだ。
比叡の料理ヤバイネタやら、霧島の脳筋ネタやら、ネタ方面での取り扱いが膨らんだせいかも。非18禁ネタが膨らむと当然、R-18比率は下がるわけなので。

大和も低いが、これは意外なような、そうでもないような……。


空母の場合


空母の平均は9.6%。軽空母含めます。
かつて空母のエロ担当艦というと、やはり加賀と翔鶴のイメージだったのだけど、それはもう古い認識といえそう。

改二の驚異的な体型変化で話題をかっさらい、以後改二のたびに体型が変わると期待させるようになった千歳・千代田と、登場の瞬間からぼーんと持っていった雲龍が上に。
みんな巨乳好きだなぁ。
ただ、ちとちよについては、絵の総数は多くないのが少し意外なような、しかし巨乳以外にはビビッドなネタがあるキャラではないような気もするような。

蒼龍は大人気で飛龍は不人気というこの格差はさて、どこからきたのだろう。
正直私は特にどちらにもR-18的な意味では反応しないのだけど、やはり最大の違いといえば多聞丸に見える。人妻略奪はあまりお好みでない?

艦種によらず、胸の薄さとR-18比率の低さには強い相関があるけれど、大鳳は数少ない例外。
またRJに関しては、R-18絵の絶対数は翔鶴以上に多い。非R-18絵がもっと多いから割合が下がってる感じだから、いじられキャラとして愛されてるのだろう。

葛城は登場間もないからまだわからないとして、赤城の圧倒的なR-18率の低さ。
赤城は主になんか食ってるキャラと認識されてる、とガチレズ大井botがつぶやいてた記憶があるけれど、数字でそれがよくわかる。

ほか、私から見て意外なのは隼鷹の低さ。
酒飲みキャラという立ち方をしているのだから、これはそのままR-18方面に容易に展開するもんだと思っていたのだけど。胸薄いわけでもないし、うーん?


潜水艦の場合

なんとなくエロ担当っぽいイメージの強い潜水艦メンバー。
でも実際のところはそうでもない、というか主に「泳ぐ18禁」などといわれるイクが担っているようだ。
潜水艦平均も9.2%と、戦艦・空母をやや下回る。

圧倒的なイクに続くのはろーちゃん。胸部フラット組として、大鳳を超える支持率を誇る。
U-511から改造したその瞬間は確かに色々ショッキングではあった。


まるゆはさすがに犯罪的だからか、Pixiv絵師の良心か、まるゆさんの影響か。


軽巡洋艦の場合

練習巡洋艦も含めたら、カトリーヌ先生がぶっちぎっちゃった、軽巡洋艦。
香取+軽巡平均は7.4%と、艦種全体ではあまりエロ絵を描かれる方ではないのに、香取は全艦娘で3番目に高いR-18比率。
エロ教師ネタは定番ではあるけれど、ちょっと年増好みな方に振れてしまいがちなところ、香取が結構童顔、でも決して幼くもない、という絶妙な顔立ちなもんだから、そこで受け口が広くなった……なんて感じかな。

狭義の軽巡だと、五十鈴がかなり抜けだした高さ。
しかし、五十鈴か……。
もうかなり古い話になったけれど、五十鈴といったらレベル12まで使われて改造されるなり21号電探を剥ぎ取られて対空強化資材にされる、という、おそらく艦これ2年間でもっとも酷い扱いを受けていた艦娘であった。
そして改二実装(と21号の価値低下)により、プレイヤーからの酷い仕打ちが止まったと思えば、対潜&防空巡洋艦になったというのに、対潜はほぼ装備依存で数値高い意味が希薄、対空はカットインがない頃だったから秋月のように高射装置内蔵にもされず、さらに艦載機飛ばせなくなって弾着観測射撃もなし。プレイヤーの次はシステムから酷い仕打ち。
で、改二から巨乳キャラと注目されて、エロ消費ばかりが盛んになりましたと。
ああなんて不憫な五十鈴。なんて酷い大人に囲まれているのだろう。
私はいわゆる牧場行為は一度もやったことがないから無罪。

で、続くのは阿賀野。うん、まあ、これは。
並んで能代は、私の目には軽巡だというのに人妻みたいに見える艦娘という認識だったのだけど、そこがいいんかしら。でも飛龍はエロ絵少ないのに。

天龍・龍田もエロの定番のようでもありつつ、エロ以外でも愛されてるので、数字的には落ち着いた。


那珂ちゃんは、かつて「那珂出し」などとダジャレネタのエロ絵が結構出たことがあったのだけど(Pixiv那珂ちゃんタグはかつて毎日チェックしていたからわかる。俺は詳しいんだ)、解体ネタその他非R-18ネタがそれ以上に多いおかげか、エロ絵率は非常に低い。
アイドルの処女性は守られたといっていい。

川内なんかもうちょっとエロ人気あるイメージだけど、Pixivではそうでもない。
隠語の「夜戦」があの意味合いだというのにね。

球磨多摩はもう、驚異的に低いというレベル。
影が薄いなんてことはまったくなくて、イラスト総数は少なくない。でもエロは描かれない。


それと、イラスト絶対数が極端に少ないのが名取。
名取より少ないのは天城・朝雲・朝霜・秋津洲・葛城・リットリオ・ローマ・高波・山雲と新規艦ばかり。
名取の上にいるのも、谷風・酒匂・野分・龍鳳と新規艦ばかり。
こういう気弱キャラはコアなファンがつくものだと思うけれど、そこは羽黒と神通に持って行かれたか……?


駆逐艦の場合


駆逐艦全体の平均は6.3%と、さすがに低くなるのだけど。

それにしても、駆逐艦離れした強さの浜風。
ロリ巨乳というのはロリとしては邪道ではないだろうか、と特にロリコンではない私は思うのだけど、そんなことはどうでもいいんだよという声が聴こえる。
同じ巨乳駆逐艦の浦風や潮とこれほど差がついたのはなんでだろう、とは思うが、浜風はチョロイン枠でもあるとかで、そのへんにかきたてられるものがあるのかな。(私は持ってるけどあんまり使ってなくってよくわからない)

ドイツ駆逐艦がまた強くて、特にZ1はドイツ随一、プリンツ・オイゲンやビスマルクを超えるエロ絵率。
Z1はあれだ、しばしば男子扱いされて他の艦娘の相手役を務めてそうな気がするので、それで引き合いが多かったんではなかろうか……

夕雲は、明らかにエロ担当としてキャラが作られてるけど、狙い通りにみんな釣られてるようだ。
狙ってるの丸出しのエロ担当なんて空振りしそうなものなのに、ちゃんとヒットさせてくるのは流石の艦これというところか。

それと、「朝潮型はガチ」と名高いところ、ネームシップの朝潮が通説通りにかなり高いところにいる。
朝潮以外の朝潮型駆逐艦は、別にエロ絵は多くないので、朝潮型はガチというか、朝潮がガチ。
私はこの、生真面目で損することが多そうな長女という朝潮はかなり好きな艦娘ではあるのだけど、特に性的な目で見てはいないというか見るという発想すらなかったのに、いつの間にかガチとか言われるようになって困惑するばかりだよ。

時雨とか不知火はもっとエロ扱いされてるかと思ってたけど、全然そんなことないみたい。

島風がイラスト絶対数で全艦随一、エロ絵比率も12.4%とかなりの高さ……というのは理解しやすい。
しかし雪風も人気キャラでありつつ、スカートが存在しない世界の住民みたいなファッションという似たような属性を持ちながら、特にエロ絵が多くない。
少女というより小動物と思われてる?


初霜の2%割れというエロ絵率の低さは、全艦娘で一番。
最も汚されていない艦娘の座は彼女に。
第21駆逐隊は、高いエロ人気を誇る初春と、最も清純な初霜とが、ともに改二で並び立つという実にピーキーな隊になっちゃった。


重巡洋艦の場合


重巡(航空巡洋艦を含む)は、さて、最後に持ってきた通りの結果。
圧倒的じゃないか、愛宕と高雄は……


重巡の平均は10.5%と、戦艦・空母を越えて、艦種としては最もエロい目で見られている。
古鷹型がかなり引き下げてるはずなのだけど、愛宕・高雄の引き上げ力が強い。

私もほぼ2年艦これに付き合ってきて、やはり艦これのエロ担当の定番はずっと愛宕だったことは疑いない。
金剛や島風に次いで、天龍や那珂ちゃんに並ぶくらいには、未プレイの人をキャッチする存在感もある。
そしておねショタものから身も蓋もない陵辱モノまで、実は純情としようとやっぱりニンフォマニアだとしようと、なんだって違和感なく描けちゃう汎用性の高さ。
初見からエロ担当っぽさ丸出しではあったけれど、2年経ってもそのイメージが揺らがない。

私は、愛宕はストレートすぎるから高雄のほうがエロいと思っていたのだけど、もうこの程度の差だと僅かな好みの違いだろう。


ダンケの意味を塗り替えたと話題のプリンツ・オイゲンだけど、愛宕・高雄にはかなり水を開けられた。
まあ14.8%もあったら、他のどの艦種と比べても2~3位に入れるんだけど。

鈴谷が多いのはまあ自然なところ。
熊野とセットで扱われることが多そうでいて、熊野のエロ絵は少ない。エロになると鈴谷単品になりがちか。

羽黒は、他の艦娘は目に入らないコアなファンがついてる艦娘のイメージがある。
実際、古くから人気がありそうな割には、イラストの絶対数はさほど多くない。そしてエロ絵比率は高いと。わかる。

筑摩というのも意外なところというか、比率は高いけれど、、イラスト総数は重巡で一番少ない。
うちでは利根ちゃまとセットで改二実装前から重用していた艦だけど、確かに仮面ネタ以外ではそれほど話題にされるキャラではないのもわかる。改二で仮面ネタが沈下したあとは、主に利根ちゃまに「ちくまー!」と呼ばれる名前が本体みたいな扱いがなきにしも。
それが実はR-18的には人気があったと。やっぱりあのスゴイ改二ファッションのせい?
使ってみるとしっとりした雰囲気と声がいい、世の黒髪ロング好きが気にいるのはこういうのじゃないのかな、なんて思うんだけど。


低い方は、古鷹型と青葉型(改古鷹型)が姉妹揃って並んでいる。
私はもう、加古が駆逐艦より低い火力しかないという頃からの長い付き合いだけど 、古鷹型をどうエロ方面に用いればいいのか全然見えない。みんなそうなのだろう。
青葉はまだしもR-18絵を見かけなくもない気もするけど、漫画とかネタ画像とかで非常によく使われるので、そっちで薄められた面も強いと思う。

それから足柄の少なさ。
嫁き遅れコンカツ失敗キャラといういじりネタとともに、そんなこといったってどう見ても美人でセクシーだろ説も強いものだと思ってたら、蓋を開ければあまり性的に見られていない。
いつも合コンに失敗してる、でも実際美人だよ男のほうが見る目ないんだよ、だけど俺にはもったいないから遠慮しとくよ、という存在である、という解釈ができるデータだった。
R-18絵の絶対数が青葉と同じ、かつイラスト総数は青葉より少ないわけだから、「ネタ絵が多くて薄められてる」という解釈も、ちょっと弱い。


その他の場合


分類の難しかった特殊艦はここで。

大鯨がそんなに、と、これはちょっと私にはなんだかわからない。
別に苦手でもないし、何ヶ月も頑張って捕鯨したら、その後一ヶ月の間にさらに2隻も自然と捕まったりした思い出があるくらいで、ちゃんと龍鳳とは別に大鯨のまま保有してもいる。
でも全然担当艦とは思ってなかったな……

あきつ丸はまあ、高いやろなー、ってところ。
こっち方面においてどんな呼び方をされてるかはもちろん把握しているけれど、品がないから言わないのだ。

明石もまた、なかなかのR-18人気。
実のところ、私の中では中破絵がイイ艦娘のベストは明石改。本来はえらく苦痛なはずの工作艦レベリングも快く行って、実装からすぐLv.90まで持ち上げちゃった。


まとめ

Pixivからデータをとったら「絵師が描きたいと思う艦娘」「その中で特にエロ絵を描きたいと思わせる艦娘」という結果になってしまうのはわかってるので、別の基準で集計するとまた違う結果になると思われる。
また、メロンブックスなりの同人誌通頒サイトで、同人誌に描かれることを基準に計ることもできるだろう。(これは一度、「僕は友達が少ない」ではいかに星奈ばかり執着されてるかをデータで求めるべくやったことがある)
Pixivなら小説だけ調べることもできる。

調べるところを変えれば、また結果も変わってくるだろう。
イラストだとやはり元のビジュアルの強さが大きいだろうから、巨乳が強いとかそういう傾向は出るはず。
小説ではビジュアルよりもキャラクター性に引っ張られるだろうから、また別の艦娘が上がってきそう。羽黒なんてもっと上がるんじゃなかろうか。

そんなわけで、もし嫁艦がビッチみたいに扱われてるじゃないか、とお怒りの向きには、自分に都合のいい結果が出る別の基準で集計してみるのがオススメ。

ちなみにうちの艦隊でレベル上位の艦は以下のとおり。


うちの艦隊の場合


ビスマルクはともかくとして、あんまりセックスアピールの強くない艦ばかり並んだ感じである。
うちの艦隊は清純派であることは明らか。

うちは気に入っている順にLv.90まで上げるようにしているのだけど、すでに重巡洋艦は大部分がLv.90に届いている。
残っている少ない艦が、鈴谷、愛宕、高雄、最上、三隈の5人だったもんだから、「これはひょっとしてエロ同人誌とかたくさん描かれそうな艦娘を避けている心の動きがあるのでは」と自らを疑ったところから、この調査を始めたのだった。

調べてみて、私はどうも清純派大好きな処女厨らしいということがわかり、全く自覚なかったんだけど自覚って難しいものだなあ、と思うばかりだ。
そもそも那珂ちゃんが清純派だなんてあんまり思ってなかったのに……


生データ

今回のデータはCSV形式で公開するので、あとは好きにいじってください。
どうぞ
検索しては手打ちで入力する、と繰り返してたので、入力ミスがあるかもですが、適宜訂正してください。

武装集団早期撲滅の話(アシナガバチの巣を駆除しました)

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 私は虫が苦手だ。
 ゴキブリなんかも、横に私以上に怖がる人がいるときは動けるのだけど、ひとりでいるときに遭遇すると固まってしまって反応が遅れ、その間に物陰に逃げられて行方不明、そのまま眠れなくなるなんてことがザラだ。

 そんなわけで、晴れて独居青年になってからは、ゴキブリの侵入は避けたかった。
 だから殺虫剤は早めに仕掛けたし、私にしては掃除もこまめに、またホントは苦手な蜘蛛類も手を付けず住まわせて傭兵にしていた(つっても室内にはピレスロイド殺虫剤撒いちゃうから居づらいと思うが)。
 それでもゴキブリが現れてしまったら、仕事の関係で殺虫剤をよく使っている友人が最強のC兵器だというバポナ殺虫プレートを持ちだそう、と計画していた。

 ところが、床ばっかり見ていたら、上からハチが来ていた。
 我が家は、洗濯機を置くベランダが二階にあるようなレトロな造りの戸建てなのだが、その二階ベランダの軒下に巣を作られていた。
 それも、なんか知らないけど、ひとつの軒下にみっつも並んでいる。よくケンカもせずにそんなことするな、というのと、ここそんなに居心地いいんかいな、っていう。
 いずれもまだ小さくて、見た時にはハチがいるのがひとつだけだったから、「ふたつは開拓に失敗して放棄されたコロニーかな」と期待したけど、そうでもなかった。

 せっかくこういう記事なんだから、世間への実用的な意味でも写真を載せるべきかもしれないのだけど、私は虫嫌いな上、蜂の巣のハニカム構造を見ると背筋がぞわっとなるもんだから、今回使うべき写真がみんなグロ画像になっちゃうので、載せないというか撮れなかった。




 最初にハチと邂逅したのは五月中旬、いつものように洗濯しようとベランダに出たら、スリッパの中で一匹死んでいたのを踏んでしまう、という形であった。
 道歩いてたら地雷の不発弾踏んだようなもんだけど、思えばその頃すでに蜂の巣があったのかもしれない。
 とはいえその時は、別に他にハチが飛んでるのも見かけなかったし、流浪の行き倒れハチかと思ってたのだけど。
 地雷なんか踏んだあとには、周囲に潜んでいたベトコンが一斉に立ち上がって追撃を仕掛けてくるものだと思うべきだったのだが……

 で、6月に入って洗濯して、タオル干してたらふと見ると、軒下にみっつもぶら下がっていた。
 いつもキャンプ張ってるところで、ふと見ると薮ひとつ向こうにベトコンの基地があったようなもんであろうか。

 まずは刺激せずに撤退して報告、情報部に通達して調査。

 巣は六角形むき出しのタイプで、ゲリラの種類はアシナガバチだろう。先日踏んでしまったのもアシナガバチだった。
 これがスズメバチだったら、こちらの戦闘能力では対処しようもないので、もう本隊からの航空支援(専用殺虫剤)とコマンド部隊(プロ)を呼ぶしかなかったが、アシナガバチならどうにかなるようだ。

 そもそもアシナガバチは攻撃性が低く、巣を攻撃するとか、成虫に直接触れてしまうとかでなければ刺されたりはしにくいそうだ。
 なのだが、直接触れる事故はまさに、洗濯物にくっついてたやつに、というケースが多いそう。私は巣のあるベランダで洗濯せにゃならんのだ。
 また、ハチの巣と私の行動範囲も近すぎて、こちらに攻撃意思がなくても嫌がられそうだ。
 こっちの領土に勝手に基地作られて、近づいてきたら攻撃するぞコラと威嚇され、近づかなきゃ何もしねえよといわれてもこっちも近づく用事があり、外交的に解決しようとしても相手は聞く耳持たず、という有り様なので、これは個別的自衛権を発動していいと思う。
 おとなしいアシナガバチはむしろ、害虫駆除を担ってくれる益虫である面もあるそうで、ベランダでなければ共生の道も考えたのだが、今回は残念ながら難しい。


 戦争するとあれば、しかるべき武装が必要だ。
 ハチは案外殺虫剤に弱いらしくて、特にハチ専用というようなものを使わなくても、一般的なピレスロイド系殺虫剤の効果は大きいとのこと。ハチ用というのは噴霧飛距離が長くて逆襲されにくいようなモノらしい。

 手元の武装として、ワンプッシュで一日蚊が来ない、という類の最近よくあるやつがある。
 私はもう出た当初から愛用していたのだけど、これかなり強力らしい。使えそうだ。
 ある程度定着性のある成分がくっついて、そこからピレスロイドが長時間揮発し続けるという代物のはずで、巣に食らわせたらそこに定着して長時間攻撃力を示すと見た。

 それから、ゴキブリ忌避剤もある。ちょっと家の勝手口のドアに光が漏れる程度に隙間があるもんで、そこから入り込んできやがらないようにと用意していた。
 こっちも成分見たらピレスロイドとフェノトリン(ピレスロイド系)で、これも長期間効くとうたっている。
 ワンプッシュ蚊取りは、揮発して部屋に広がって8時間なり半日くらい保つのが前提になるけど、ゴキブリ忌避剤は二週間保つ。多分広がりがないんだと思うが、ダイレクトに噴霧するなら多分こちらが強烈か。


 さて、敵の情報も得たし、武装もした。勝算もある。
 素肌はできるだけ出さないとか、黒い服を着ないとか、サングラスは論外とか、そういう基礎知識も踏まえて、白っぽい長袖も準備。

 ハチは昼間は出払ってるから、夜戦を仕掛けるのがいい。
 でも探照灯(懐中電灯)を使うと逆襲の的になるらしいので注意だ。
 私は、日の落ち切る少し前の夕刻、まだ目が効く時間に行った。


 で、まずワンプッシュ蚊取りを巣に向けて噴射してみた。
 ひとつの巣あたり3プッシュほど。

 吹いた瞬間に飛び立って逆襲してくることまで想定し、いつでも部屋に飛び込んで窓を閉められるようにしてたのだが、今回はそれほどでもなかった。
 巣の表面にとまってるハチはいるのだけど、なんか生きてるか死んでるかわからんほどじっとしてるし(最初は放棄された巣にくっついて残った死骸かと思った)、スプレー吹きかけてももぞもぞ動いた程度。ほんとにおとなしいんやな……
 ただまあ、相手の機嫌によると思うので、すぐ逃げる態勢はとっておくべき。

 で、翌日になってベランダを見ると、地面に5~6匹のハチが転がっている。
 よく見ると脚を動かしている奴もいるのだが、まあ助かるまい。
 効くとは聞いていたが、蚊を追い払う程度のものが、数センチあるアシナガバチをこれだけ虐殺するとなると、頼もしいような恐ろしいような。

 念のため巣を確認すると、ちょっと角度が悪くてあまり殺虫剤が届かなかったらしい巣に、一匹だけ成虫が残っているのが見えた。
 一番大きな巣には、噴霧前には数匹成虫がいたけど、こちらは見当たらなくなった。一番小さい巣は、噴霧前にも後にもいない。
 全滅には至ってないようだけど、ワンプッシュ蚊取りはあくまで室内用で、屋外じゃ揮散が早すぎてあまり長時間の毒性は持てないのかもしれない。
 それでも噴霧時に見たよりハチの数より、落ちてるハチのほうが多かったけど。


 改めて、ゴキブリ忌避剤の方を噴射してみた。

 そして丸一日経って翌朝様子を見てみると、成虫どころか白い幼虫がバラバラと10匹くらい落ちている。うわあ……。ほんと、虫嫌いにはグロ画像状態の有り様。
 とにかく死骸をホウキで掃除しつつ、巣の様子を確認すると、さすがにもう生気がない。

 ゴキブリ忌避剤、実に強烈だった。
 飛距離がないから結構巣に近づかないとダメなのが難点だけれど、今回みたいにトドメを刺すためにはいいんじゃなかろうか。こんなもん浴びた巣には、戻ってくることもできないだろう。


 ここまできたら、ということで、ホウキの柄で巣を落とす。
 なお、ハチが残っている状態で棒で突くようなことをすると、一気に総攻撃に転じられるらしい。やり方としては間違いだったようだ。
 水を噴射してやると、見えてないハチもみんな逃げるからその間に……とWikipediaに書いてあった

 今回は、柄でつついても巣が落ちても、何も動くものはなかった。ゴキブリ忌避剤は悪魔の兵器だ……
 落とした巣を片付けて、一件落着。
 アシナガバチの巣って、結構弾力性があって強いのね。付け根がすごく粘るように張り付いてて、棒一本でちぎるのは難しかった。


 巣を作られる場所は居心地がいいんだ、という話だけど、みっつも現れたうちのベランダは余程かもしれない。
 多分ゴキブリ忌避剤で営巣も防止できそうな気がするが、定期的に監視と噴霧を繰り返してみようと思う。

Arrows Tab F-05Eの風呂端末化

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 イオシスで、付属品なし本体のみのArrows Tab F-05Eが13800円税込み、という。

 CPUはTegra 3-1.7GHzクアッドコア。今使ってるMeMOPad HD7は若干CPUパワー不足を感じることも多くなっていた。
 メモリーも2GB。MeMOPadの1GBでは不足を感じることもある。
 サイズは10.1型……というのはまあどっちでもいいのだけど、たまに外でキーボード使って文章打ったりすることもあり、その時に7型のMeMOPadでは小さめだった。
 かつdocomo端末だからSIMカードが入る。まあMVNOではテザリングできないことは知っていたけれど、なんやかんやで抜け道があったりするかもしれないからできれば嬉しい。別途モバイルルーターがいらなくなる。
 GPSがないとか、そういう抜け目もなさそう。

 で、喜んで購入してきた。




 ところがどっこい、今タブレットの主な用途たる「ステーションメモリーズ」が相性が悪いみたいで、異様なほど動作が遅い。
 駅にチェックインして、切り替わった表示が出るのに2秒、画面がゆっくりパタパタ書き換わるのを眺めていられるほど。

 駅メモやれん端末を、今は主力機にはできないな……。
 (もっとも、10型のでかい画面で擬人化ゲームを表示しながら、というのも厳しい年頃、という問題もあるのだけど)


 で、MVNOテザリング技も、XperiaやGalaxyならどうにでもなるらしいけど、Arrowsでは上手くいかないらしい。
 まあ、これは元々裏技なんだから、できなくても仕方ないんだけども。


 そういうわけで、引き続きMeMOPad HD7が外出用端末であり続けることになった。
 MeMOPad HD7って、性能なりに何やってもちゃんと普通に仕事するからいい機種ね……。



 では買ってしまったこれをどうするか、と。


 ダイソーでこういうの買ってきますわな。



 で、こうする。
 ホールドばっちり。

 F-05Eはなんせ防水端末であるからして、さすがに風呂の底に沈めるわけにはいかんだろうけど、この程度の飛沫や湯気程度なら耐えてくれるはず。
 バッテリーもでかいから、電池もあまり気にしなくていいと思う。
 ワンセグも見れるし、結構音に注力してるらしくもあるから動画もよし。


 ただ、うっかりしてたのだけど、これだと横置きしかできないよね。


 こういう配置にしておけば、縦置きにも対応したんではないか。

 まあ、iPadみたいな4:3端末ならいいけど、16:9の長い端末ではいささか縦置き時の不安定さを感じるけれど。

Pixivで小説をよく書かれる艦娘は

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 前の「PixivでR-18イラストの比率が高い艦娘は」記事の終わりの方で、「同人誌とか小説だと多分結果違うよ」と水を向けたのだけど、多分誰もやってないと思うので私がやりました。

 検索条件は前回と大体同じで、前回は「総合」に対して検索を行ったところ、今回は「小説」に対して行った。
 実施日時は、6月13日午前9時頃。



 総合検索では、全体のR-18比率は7.9%だったが、小説では8.8%
 絵描きより字書きの方が少しエロいようだ。


 前回は艦種別に切って、「イラスト総数に対するR-18イラストの比率」を見ていったのだけど、小説の場合、「そもそも書かれた総数が少なくて値が極端になる」という艦娘が少なくない。全部で5作しかなくて1作R-18だから比率は20%、とか。
 なので、切り方は変えてみる。

小説作品数


 まず、小説の作品数でソートして上位20人をピックアップ。

 イラストは当然外見を描くもので、小説は当然内面を描くものだから、傾向に差は出るのは当然。
 とはいえ、やはり目立って存在感がある艦娘でなければ書かれにくいという現実もある。
 小説作品数上位に並ぶのは、人気があり、かつ小説を書こうと思わせる内面を想像させる艦娘ということになるだろう。

特に、加賀の小説人気は頭ひとつ抜けている。
 イラスト総数でも3位につける人気キャラではありつつ、さらに小説が書かれやすい傾向があるようだ。
 一方で、イラスト総数2位の金剛は、小説がやや書かれにくく、イラスト数6位の赤城の後塵を排した。

 思うに、加賀や赤城は、人格の解釈にかなり幅があるように思う。
 加賀は無口なキャラとゲームで描かれるだけに、怜悧な武人タイプにも捉えられるし、ツンデレとか素直クールな提督Love勢にもなるし、一方で赤城にくっついて回る百合キャラにもなれば、赤城と一緒になって大飯食らってたりもするし、五航戦とのからみもある。
 赤城は大食いキャラばかり突っ走っているけれど、ゲーム中で示される人格は徹底的に訓練された戦闘マシーンみたいだし、その分新しいことがわからない無知キャラっぽいところもあり、アニメのように代表的大型艦として駆逐艦らの前を行く存在にもなれる。
 加えて、どちらも史実ネタが引き出しやすい。
 だから、小説に使うキャラクターとして融通がきく。その辺が強いのではないだろうか。


小説作品数 下位


 下位については、「単に実装間もないから書かれていない」というキャラがほとんどを占めるので、省略してもいいかなー、と思ったのだけど。

 ローマと朝雲については、6月13日時点で、まだR-18小説が一本も書かれていない。
 ローマ・朝雲にひと目でやられている提督諸氏については、急いで書けば前人未到の処女地に足を踏み入れられる。迷わず書けよ、書けばわかるさ。


 実装直後からすごい勢いでエロ絵が描かれ、あっという間にあの愛宕・高雄に次ぐR-18絵率に上り詰めた香取が、小説ではまるで書かれてもいない。どうしたことだろうか……。
 呂500もまた、書かれていない。
 つまり見た目だけですか。体だけが目当てですか。


 逆に、葛城は早々と小説数が伸びている。
 私はなにしろ、奈良の葛城地方に引っ越してきたばかりという縁もあるから注目している艦娘ではあるんだけど、どうしたんだろう。
 史実ネタで、竣工当時にただひとり生き残っていた瑞鶴とのカップリングねた(いわゆるズイカツ)と、復員船として活躍した話など、掘りどころはありそうな艦娘ではある。


 古くから居るのに小説が書かれない艦娘としては、霰、鬼怒、子日。
 まー、難しいのはわかるような顔ぶれではある。 

 ちなみに、名取はイラストが非常に少なかったのだけど、小説だとなかなか健闘している。
 外観より内面を好かれる艦娘なのだろう。


R-18小説作品数


 R-18小説の数だけでソート。比率ではないので、古くから実装されている艦が上に来やすい。
 なお、下位については、ほとんど書かれてない艦娘がずらっと並ぶだけなので省略。0作1作2作3作……という艦娘がそれぞれ何人もいるので。

 これだけ見ると、まあイラストをよく描かれていると小説もよく書かれる、というだけに見える。
 しかし実は、R-18イラストはよく描かれるのに、R-18小説は書かれない艦娘も少なくない。

 この点については後に詳しく触れるので、駆逐艦だけここで見ていこう。
 駆逐艦では、不知火と夕立は、R-18イラストの数では上位20位には入れない。不人気ではないが、不知火は40位、夕立は29位。それが上がってきた。
 R-18イラスト数順で上位の駆逐艦で、小説が少ないのは、雷の7 → 39位、潮の9 → 106位、電の 10 → 37位、浜風の16 → 57位、天津風の18 → 89位。
 胸の大きさとか、「がんばれがんばれ」みたいな一時の流行では揺らがない、字書きの業がかいま見える。

 近頃は男性のM化傾向があるというけれど、いわゆるドMホイホイなどといわれそうな艦娘は上位に上がってきていない。不知火が唯一といってよさそう。
 龍田とか香取とかそれっぽい年長組を差し置いて、不知火か。字書きは業が深い。

 小説作品数だと20位圏外だった二航戦も、R-18に限ると上がってきてしまい、古株正規空母が揃い踏み。
 イラストに比べて、小説だと空母組が強い感がある。
 でも軽空母は、鳳翔を除いてほとんど書かれない。鳳翔だけはよく書かれる。


小説作品におけるR-18比率


 さて、これが前回記事と同じ判断基準。
 艦娘ごとに、R-18小説の数を、小説の数で割って比率を出す。

 単純に比率を取ると、作品総数が少なすぎる艦が紛れ込んで順位が乱れてしまう。
 さすがに山雲、高波、リットリオはデータとしてちょっと怪しいか。

 朝霜については、もしかしてひとりが10作書いたなんてことはあるまいな、と思ったけど、そういうわけではなかった。
 何しろうちにいないのでわからないのだけど、そんなにエロ小説書きたくなるような駆逐艦なのだろうか……?

 で、次点が愛宕。ちょっと下に高雄もちゃんといる。
 このふたりのエロ担当艦っぷりは、もはや絵か小説かといった表現手法の枠を超えているようだ。

 明石は、イラストの数の割に小説がよく書かれている艦で、さらにいえばR-18絵の数の割にR-18小説がよく書かれている艦娘でもある。
 なんですかね。色々機械とか工具とか駆使しますかね。


作品総数100以下を除外


 作品数がある程度揃ってきた艦娘に絞ってみた。

 イラストで強かった愛宕・高雄が上に並んだのは同じだけど、大差で引き離していたイラストと違って、3位以下との差は小さい。

 R-18イラストは多くなかったが、小説では多いのが、野分、村雨、足柄、那智、熊野、赤城、夕張。

 野分は何事か、と思わせるが、「まいのわ」タグがついているものがほとんど。つまり舞風との百合ものばかり書かれている。
 野分のR-18作品数が19で、舞風のR-18作品数が21だから、ヘタすればまいのわ以外がないに等しいかも。

 R-18イラストでは鈴谷が熊野よりずっと多かったが、小説になると絶対数の差は縮まり、比率では熊野のほうが高くなる。
 熊野R-18小説76件中、48件まで「鈴熊」タグがついているとはいえ、熊野には鈴谷よりもなにか、絵描きより字書きをくすぐるものがあるらしい。

 イラストでは案外エロ担当とはいえなかった足柄が、小説ではしっかり担当している。
 那智も小説では妙に上がってきている。近頃流行りの「くっ殺」のターゲットであろうか。
 ちなみに「那智柄」が16件あるので、半分ほどはこのふたりのカップリング。

R-18小説比率が低い艦娘


 先述の通りで、朝雲とローマはゼロ。

 最もR-18イラストの割合が低い清純派は初霜だったが、小説では8.7%あるので人並みくらい。
 小説で見ると、清純派は長月や敷波、綾波といったところ。
 敷波はなんか、すごく入れ込んでるファンがいるイメージがあったのだけどな。R-18が一本きりしかないとは。
 長月の方は、R-18は2作あるけど小説総数が多くて比率が下がった。総数では利根とほぼ同等にとは大健闘では。

 名取は、イラストが描かれないけど小説は書かれるが、R-18小説はほとんど書かれない。
 同じ引っ込み思案キャラでも、羽黒はR-18イラストもR-18小説もよく書かれる方なのだから、密かにかなりファンの質に違いがありそうだ。
 さらに、ランク外(27位)だけど潮は、R-18イラストは多いのに小説は全年齢もR-18も少ない。これもまた有り様が違う。


 全般に、イラストでR-18を描かれないなら小説も書かれないのだが、絵では結構描かれているのに小説はさっぱり、というキャラがいる。
 潮はさっき触れたけれど、初春も少ない。
 イラストのR-18率が、初春が12.6%、潮が11.9%。そして小説のR-18率は、初春が3.1%、潮が3.9%。ずいぶん下がるものだ。

 ズイカツとかまいのわのようなカップリングネタがあると、R-18小説で強くなるようだが、初春や潮にはそういう相手がいないように思う。そこで伸びが悪いのだろうか。


イラストの数の割に小説の数が多い艦娘


 絵描きの心よりも、自書きの心をキャッチする艦娘たち。
 ちょっと「小説比率」というのはわかりにくかったが、小説の作品数を、総合作品数で割って比率を出したものだ。
 イラストが描かれず、小説が書かれる艦娘ほど上にくる。


 鳳翔が強い小説人気を持っていることは垣間見えていたけれど、それを飛び越えて由良が強かった。
 なぜそうなったかは、よくわからないのが正直なところだけど……。


 ちなみにイラスト数は、全158人のうち中央の79位にいるのが呂500で、2053枚。つまり2000枚以上あれば、イラストは多い方といえる。
 それを踏まえて見ると、「イラストが少ないけど小説なら比較的書かれる」という、ことさら字書きだけ強くキャッチしているニッチな艦娘と、「イラストも描かれているけど、小説はもっと書かれている」という、小説のほうがより魅力が際立つタイプの艦娘がいることになる。

 前者が由良・加古・名取。まったく通好みな感じ。
 後者が瑞鶴・翔鶴・青葉・熊野・不知火など。これは人気者とは思うけれど、金剛や島風のようなキャッチーな存在とは少しズレたところに思う。


イラストの数の割に小説の数が少ない艦娘


 字書きの心よりも、絵描きの心をキャッチする艦娘たち。
 先の項目の逆。イラストばかり描かれて小説が書かれない艦娘。

 イラスト総数でぶっちぎりのトップである島風が、小説がほんとに書かれない艦娘だと表れてきた。
 とにかくキャッチーな外観で、初期艦これの人気立ち上がりを支えた大功労艦ではあるのだけど、小説ではどうしたことか。
 ストーリーの中での使い方が定まらない? 他のキャラとの絡みが薄い? 速い以外のキャラ付けをどうしたものか見えにくい?

 呂500も、まあ新しい艦だし、小説が少ないというより絵の増え方が速かった感もあるが。
 ビスマルクだけはそれほどでもないが、ドイツ艦の面々は小説が書かれない傾向が強い。
 海外艦は、いかんせん史実ネタを引っ張りにくいとか、ドイツとの文化ギャップを書こうにもドイツ文化があんまりわからんとか、使いにくさはわかる。


R-18イラストの数の割にR-18小説の数が多い艦娘


 R-18小説の数を、R-18総合の数で割った値。
 すなわち、エロ絵は描かれないが、エロ小説は書かれる艦娘。
 つまり、絵で見ると清純派なのに小説で見るとそうでもない、というギャップのある艦娘が現れる。
 ちなみに、R-18総合の総数が44272、R-18小説の総数が4019なので、平均では9.1%ほどになるはず。

 小説の場合、他の艦娘とカップリングされて百合が書かれると、R-18小説が増える。
 野分は舞風とセットで百合が書かれる。
 絵ではおよそエロく扱われない古鷹もまた、加古または青葉とカップリングされることが多いため、小説はそこそこ書かれている。
 熊野には「鈴熊」があり、陽炎も「かげぬい」があり、「赤加賀」もあれば「瑞加賀」もある。
 このランキングに上がってきた艦娘は、そういう定番カップリングがある艦娘が多い。

 初風は、妙高とのカップリングと思わせて、雪風とペアになってることが多いようだ。


 キャラがひとりのエロイラスト、というのはどうとでもなるし、名無しの男を配置しても差し支えないし棒だけ描いてりゃ足りる。
 けれど、キャラがひとりのエロ小説、というのはなかなか特殊性向なものになってしまう。
 相手役の男を置くならただ棒で済ませるわけにもいかず、提督なりなんなりある程度キャラを作らなきゃしかたない。
 そうすると、カップリングできるというのが強くなるのは自然なところ。
 それでは百合になってしまうし、百合はそこまで普遍的でもないので、片方または両方ふたなりにされてるケースも多そうだし実際よく見る。

 ま、イラストだけ見てたら誰の目にも明らかな清純派の天使古鷹も、地獄の釜(小説)の蓋を開いてしまうと、ふたなりになって青葉とやってる姿が続々飛び出してくるわけですよ。全く神も仏もないわ。
 衣笠もしっかりランクインしてきてるあたり、こと小説にあっては第六戦隊はどろどろですよ。神は死んだ。


 初霜や三日月はまあ、母数となるR-18絵の数が少ないから、ちょっと小説書かれると上がっちゃうだけかな。

 熊野や赤城、足柄などの、R-18絵が意外に少ないな、と私が思ってた艦娘は、小説のほうではしっかり多くなってきた。
 まあ、意外に少ない、と思ってたのが私なわけだから、私は目線が絵描きじゃなくて字書き側なのでしょう。
 

R-18イラストの数の割にR-18小説の数が少ない艦娘


 エロ絵は描かれるのに、エロ小説は書かれない艦娘。

 潮、島風、香取、呂500、天津風、初春、プリンツ・オイゲン、伊19、雲龍と、絵では大エロ人気だった艦娘たちの少なからぬ数が、小説ではさっぱり。
 これというのはその、あれじゃないですか、体だけが目当……やめて、それ以上いけない。

 しかし潮や雲龍が主におっぱい目当てというのは割とわかる(好きな人すみません)けれど、香取というのは女教師おしえてあげるシチュエーションあってのものじゃなかろうか。だったら小説でも伸びそうなものだが……。


 おや、と思うのは利根か。
 絵では別にR-18が少なくもなかったのに、小説だとぜんぜんエロ人気がない。
 まあビジュアルはともかく、あのキャラでエロ的にそそるものは到底なかろうし。無知シチュをやりたいなら他にもいるし、筑摩に邪魔されるネタな気がする。
 カップリングがあれば強いといっても、筑摩とだと保護者と子供になっちゃう。
 しかしそれにしても、3作しか書かれてないとは少なかったな。

 伊58もねえ。でち公のエロ小説を、というのは難易度高いと思うわ。


まとめ


 せっかく前回の調査で、私が清純派の艦娘ばかり並べる処女厨提督だったと判明したというのに、今回の調査では第六戦隊がどろどろと発覚。なんということだ。

 ちなみに、那珂ちゃんは意外にR-18絵が少なかったのだけど、R-18小説も同じように少なかった。
 絵ではR-18比率が3.3%だったが、小説では353作のうちR-18が23作の6.5%。飛び抜けて低くはないけれど、十分低い。高い順に並べて98位。
 まあ、カップリング相手がいるでもなく、ネタキャラすぎてエロ方面に膨らむとも思えず、つまりアイドルの処女性は保たれた。枕営業はやってないようだ。

生データ

 今回はデータの両端しか見てないため、全く名前も挙がらない艦娘が多数でてしまった。
 嫁艦が全く触れられなかった方は、生データをチェックだ。

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